☆☆☆ 「九条の会」メルマガ詳細版 2021年07月25日 第350号 ☆☆☆

憲法9条、未来をひらく

 

事務局より

ブックレット「菅政権の成立と改憲問題の新局面―改憲発議阻止のために」好評2刷・発売中です

  1冊500円(送料別)、10冊以上は8掛け
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各地から(全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!)

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本欄に掲載希望の方はmag@9jounokai.jpに投稿して下さい。掲載は原則として「九条の会」関係の催しに限り、1行事1回掲載とします。このメルマガは毎月10日、25日発行です。投稿される方は発行日の3日前までにお願い致します。
 原稿はチラシなどの添付ではなく、掲載形式でデータを作ってお送りください。編集に際して若干、手を加える場合があります。                 (編集部)

憲法9条牛久の会(茨城県牛久市)

ピースファーム「戦中戦後のくらし」
日時:8月1日(日)14:00〜16:30(開場13:30)
講話:森玲子さん(学童疎開体験者、「戦争体験のお話をきく会」話者)
場所:牛久市中央生涯学習センター大講座室
          (JR常磐線牛久駅東口から徒歩20分程。循環バスあり)
主催:憲法9条牛久の会
連絡先・問合せ先:電話:029−874−5288(山本)
     メール:bosoyamamoto@yahoo.co.jp
     注意:コロナ対策のため、入場は30名とさせていただきます。

九条の会・尾張旭(愛知県尾張旭市)

第18回尾張旭「戦争体験を聞く会」学童疎開の体験を語る
日時:8月21日(土)13:45〜
場所:尾張旭中央公民館3階301室
お話:木下信三さん(尾張旭在住:名古屋・学童疎開を記録する会代表)
資料・会場費として300円程度のカンパをお願いします。
   必ず、マスク着用をお願いします。
主催:九条の会・尾張旭
連絡先:0561−54−9484(城山)

宮城県内九条の会連絡会(宮城県全県)

総会 &講演会
日時:8 月 28 日(土)13:00〜
会場:フォレスト仙台2階、第 5、6 会議室
講師:渡辺治さん(一橋大学 名誉教授  九条の会事務局)
演題:未定
主催:宮城県内九条の会連絡会
*新型コロナウイルス感染防止のためマスクを着用にてご来場ください。 ZOOMも準備しておりますが、詳細決まりましたら各九条の会事務局にご案内いたします。
宮城県内九条の会連絡会
連絡先:?022-728-8812   mail:info@9jou.jp

九条の会・尾張旭(愛知県尾張旭市)

9月の憲法カフェ
日時:9月23日(木)13:30〜
場所:尾張旭中央公民館2階207室
憲法改正をめぐる状況・国民投票法などについての意見交換
資料を用意される方は15分程度お願いします。
主催:九条の会・尾張旭
連絡先:0561−54−9484(城山)

九条の会・ちがさき(神奈川県茅ケ崎市)

講演と音楽のつどい「憲法を生かす道へ」
日時:9月30日(木)13:30?16:00(開場13:00)
講演:斎藤美奈子さん(文芸評論家)
演題:コロナ禍で見えた 生・性・政
オープニング:デュオ・オブリガート演奏 
会場:茅ヶ崎市民文化会館小ホール  
参加費:500円 
 予約・問合せ:0467-85-7182(宮澤) 090-6489-3739(林) 
定員188名のため、チケットをお持ちの方、ご予約の方を優先させていただきます。
主催:九条の会・ちがさき

【活動報告】定例街頭宣伝 本郷・湯島九条の会(東京都文京区)

 レーダーに雨雲が映っているもとでの「本郷・湯島九条の会」の定例の昼街宣になりました。都議選で日本共産党・立憲民主党が自民党の議席を上回り、自民党は1人区で2議席しか取れないという大敗を喫しました。文京区では日本共産党の福手ゆう子氏が史上初の3万票を超え3万815票でトップ当選したあとの街宣になりました。
 7人の方々が参集しました。プラスターを持つ人マイクを握る人、それぞれが新型コロナ禍再拡大のもとでの東京オリンピック・パラリンピック中止を訴え、改定国民投票法を糾弾しました。
 東京五輪を10日後にひかえ、コロナ禍での中止を熱く訴えました。このままでは日本発で世界中に感染爆発を拡散してしまう危険性を告発しました。命を最優先にする政治こそ求められていることを訴えました。
 衆参両院での憲法審査会で改定国民投票法を成立させ、一路戦争路線を突っ走る菅義偉政権を糾弾しました。公務員や教職員の運動規制など市民の運動に厳しい規制を科す一方、投票日14日前までラジオ・テレビCMを解禁し、インターネット広告の規制はせず、企業などの資金力に任せた宣伝を容認し、最低投票率も設けないなど自由・公正な国民投票とはかけ離れた欠陥法であること。
 さらに今の日本で最も大事なことは一日も早く政治の「民主主義」を勝ち取ることだ。菅義偉政権は違憲状態の内閣であり、即刻政治の舞台から退場させることが肝要だ、そのためにいまこそ全力を尽くそう、と訴えました。
 そして憲法9条を持つ日本がいま果たすべき役割は、米中をはじめとした戦争ありきではなく、外交努力が不可欠であること、そのためにはわたしたちは「国際法」を使って紛争を解決する努力が求められていること、などを訴えました。
 そして来る総選挙で「市民と野党の共闘」を土台に「野党連合政権」をつくり、安倍・菅政権がつくってきた違憲立法を廃棄し、文字通り立憲民主主義政体を実現することを目指すことを強く強く訴えました。
 [プラスター]
 ▽オリパラどころじゃない。ワクチン不足みな困ってる。号令ばかりのスガセイケン。▽毎年各地の豪雨水害は自然災害じゃない。政治災害だ。
 ▽役に立たないイージス・アショア。断念したのに277億円支払い。これって何だ。▽これも無駄。イージスシステム搭載艦1兆円。▽内閣:支持率28%、不支持63%、オリンピック:中止50%、無観客28%、少数観客 を19%『読売』世論調査。▽酒ダメ、運動会ダメ、外出ダメ、夏祭りダメ、花火大会ダメ−オリパラだけOK。
 来月の「本郷・湯島九条の会」の昼街宣は8月10日(火)です。敗戦記念日の5日前です。多くの方々のご参加をお待ちしております。 

【活動報告】えびな・九条の会(神奈川県海老名市)、7月10日の活動報告(木村草太講演会)

 神奈川県海老名市のえびな・九条の会は7月10日(土)14時から、海老名市文化会館小ホールで 木村草太さん講演会〜憲法を学問的に考える〜 を開催しました。
 東京都立大学教授で、テレビやラジオでも活躍する木村草太さんは、1980年生まれの若手憲法学者。その知名度の高さもあって、暑い中にもかかわらず、272名の参加者がありました。会場入り口では、アルコール消毒と検温、マスクの確認、会場の入り口は開けておくなど、コロナ対策も万全に行いました。
 木村草太さんは、以下のレジュメに従って話されました。
 はじめに 第二次夫婦別姓訴訟(6月23日)を考える 内在的に理解しないと反論ができない。
 氏の定義の理論と通称使用論一 憲法とはどういうものか?二 自衛隊と憲法三 緊急事態と憲法 自由権 民主的な手続・法の支配四 個人の尊重の理念について 個人を道具にしない考え方 どんな風に使うのか?
 非嫡出子の相続分、同性婚問題、生活保護訴訟おわりに 憲法の未来
 木村氏の話し方は穏やかで、しかし鋭い指摘もあり、時にユーモアにあふれ、とても好感の持てる印象深いものでした。特に、憲法について例えられた「憲法は廊下の張り紙のようなもの」は納得できるものでした。例えば、「廊下を走らない」という張り紙は、過去に廊下を走る人がいてぶつかったりして危険なことがあったから張られているのだろう。憲法も、過去の権力者が国民に行った権利や自由の侵害、また平和や命、暮らしの保障がされなかったことなどを2度と行わせないようにするために掲げてあるということだ、と。とてもわかりやすく、会場の人たちも、うなずきながら聞いていました。
 講演で木村氏は、銀行を通じた居酒屋への圧力など、コロナ禍の中での政府の強権的な措置について、法的根拠はないと指摘。「憲法に緊急事態条項があると、まずいぞということがシュミレーション的に見えている」と語りました。 憲法の個人の尊重の理念についても生活保護問題を例に上げて、「その算定はいいかげんな計算をしてはならない」と強調。同性婚が人権を大事にする国では広がっていることなども紹介しつつ、「個人の尊重は憲法の中核。憲法の未来は明るい」と話しました。
 講演会終了後は、多くの参加者から、アンケートやカンパが寄せられました。アンケートの一部をご紹介します。
 「とても分かりやすかった。公民の教科書に、木村先生が書かれているという部分があれば、うれしいと思った」(10代、海老名市)
 「憲法9条や夫婦別姓問題など、昨今話題になっている問題について、考える良いきっかけになった」(20代、海老名市)
 「自衛隊明記についての国民投票は安保法制が掛け金になるというお話は、興味深かった。天皇制の意味付けの話も参考になりました」(60代、海老名市)
 「事実婚で20年以上生活しています。本日は成人している息子と参加し、親がなぜ事実婚か、理解につながる内容だと強く感じました」(50代、海老名市)。
 「今日は満席に近く、海老名の九条の会の熱意を感じました」(60代、藤沢市)
 とても有意義な講演会になりました。会として、学んだことを生かした活動を今後展開できればと思います。

編集後記〜「防衛白書」の表紙に楠木正成の墨画が

 7月13日、2021年版「防衛白書」(防衛省・岸信夫防衛相)が発表された。なんとその表紙には皇居外苑にある楠木正成の銅像の墨画が掲げられている。「国を守る躍動的かつ重厚感のある騎馬武者"が描かれています」(岸防衛相)という。戦前の皇国史観で忠君愛国の臣とたたえられてきた楠木の騎馬武者像を劇画風にしたてて政府の「防衛白書」の表紙を飾るような暴挙に驚愕する。その画風は現在、若者たちの間で驚異的な人気を誇っている漫画「鬼滅の刃」風で、「白書」はこの層の受けを狙っているのか。(T)