☆☆☆ 「九条の会」メルマガ詳細版 2021年06月25日 第348号 ☆☆☆

憲法9条、未来をひらく

 

事務局より

改憲手続法改正案採決強行に抗議する     2021.06.12 九条の会事務局声明

 6月11日、参議院本会議で、日本国憲法の改正手続に関する法律(改憲手続法)改正案が市民や法律家団体の反対の声を押し切って可決、成立しました。改憲手続法は、公務員や教育者の運動規制、組織的多数人買収・利害誘導罪などにより市民の運動に厳しい規制を科す一方、投票日14日前まではラジオ・テレビC Mを解禁しインターネット広告も規制せず企業などの資金力に任せた宣伝を容認し、最低投票率も設けないなど、自由で公正な国民投票の保障とはかけ離れた欠陥法ですが、今度の改正は、こうした同法の欠陥を何一つ改善していません。テレビCMやインターネット有料広告の規制などについて「施行後三年を目途に」「検討を加え、必要な措置を講ずること」を附則に明記するという立憲民主党が提案し可決された修正もどこまで保証されるかは未定です。私たちは、こうした欠陥を放置したままの改憲手続法改正に強く抗議するものです。
 改憲手続法改正案は、安倍政権の下で停滞していた国会での改憲論議を進める糸口にしたいという狙いから、自民、公明、維新の会により、2018年6月に衆議院に提出されましたが、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」の結成、3000万署名を軸とした市民の強い反対の声、立憲野党の頑張りにより、実に8国会にわたって継続審議を余儀なくされてきたものです。菅自民党のなりふり構わぬ策動で改憲手続法改正は強行されましたが、私たちは、この数年間、改憲案審議を阻み続けてきた、九条の会をはじめとする市民の運動の力を確信にして、新たな局面に入った菅改憲に立ち向かいましょう。
 菅政権が改憲手続法改正を強行した狙いは、市民の反対で行き詰まっている改憲論議の再稼働、加速化にあります。中国との軍事対決を、日本をはじめとした諸国との軍事同盟網の強化によってすすめるバイデン米政権の登場を受けて、菅政権は、先の日米共同声明では台湾海峡有事に際しての米軍の軍事行動に対し武力行使を含めた加担を約束し、「敵基地攻撃力」保有、辺野古、馬毛島などの米軍基地建設、重要土地規制法の制定、さらには日米ガイドラインの再改訂など、憲法九条の実質的破壊を極限まで推し進めようとしていますが、その前に立ちはだかる九条の明文改憲に、改めて迫られているからです。
 菅首相が、5月3日、改憲派の集会へビデオメッセージを寄せ、そこで自らの失政を棚にあげコロナの蔓延防止を口実に緊急事態改憲やコロナで頑張る自衛隊の憲法への明記など自民党の取りまとめた「改憲4項目」の論議の必要を訴えた後、「憲法改正論議を進める最初の一歩として、成立を目指さなければならない」と改憲手続法改正の必要を強調したことは、菅自民党の狙いを露骨に示したものです。
 しかし、市民の力で菅改憲をストップすることは可能です。コロナ禍のもとでも工夫をしながら、改めて改憲反対の行動を起こしましょう。改憲発議阻止の署名を手に、改憲手続法の欠陥とともに、「改憲4項目」の危険性を訴えましょう。
 そして、来たる総選挙では、市民と野党の共闘の力で改憲反対勢力を大きくし、菅改憲の策動に終止符を打ちましょう。

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国分寺9条の会(東京都国分寺市)

国分寺9条の会7月の駅宣&署名活動
日時:7月9日(金)17:00〜18:00
場所:国分寺駅南口
主催:国分寺9条の会
連絡先:042−577−3365(増島)

調布九条の会「憲法ひろば」(東京都調布市)

第168回(7月)例会「デジタル改革関連法の諸問題」
日時:7月11日(日)13:30〜
お話:大住広太さん(弁護士)
場所:あくろすホール(国領駅前西友3階)
参加費:300円
主催:調布九条の会「憲法ひろば」
連絡先:choufu9jou@yahoo.co.jp

ウェブサイト:http://choufu9jou.sakura.ne.jp

千住九条の会(東京都足立区) 

小澤隆一氏講演会
日時:7月18日(日)14時45分〜
テーマ:憲法を壊す政治と生かす政治 そして私たち
講師:小澤隆一氏(東京慈恵会医科大学教授・憲法学・九条の会事務局員)
会場:北千住・シアター1010 11階ギャラリーA
            (北千住西口駅前 マルイ11階)
参加費:500円
コロナ対策のため、入場制限を行いますので参加ご希望者は事前に連絡をお願い致します。
主催:「千住九条の会」
連絡先:090−6953−7144(中田)

【活動報告】えびな・九条の会(神奈川県海老名市)活動報告〜「生かそう憲法」 駅前スタンディングとマイク宣伝、新しいのぼりでアピール

 神奈川県海老名市の九条の会は6月12日、海老名駅東口自由通路で今年5度目,通算56回目の「生かそう憲法」駅前スタンディングを行いました。
 梅雨入り前のよく晴れた土曜日、11名の会員が参加しました。1時30分から開始し、ポスターを掲げ、マイク宣伝も行いました。掲げたポスターは、「五輪中止!コロナ対策に集中を」「世界の宝・憲法を守ろう」など。
 六人の弁士が戦争の恐ろしさ、平和への熱い思いや国民投票法への批判などスピーチしました。お隣、座間市からの会員は「子や孫のためにも憲法9条は変えさせない。これからも戦争反対のたたかいを微力ながら進めたい」と力を込めて訴えました。
 木村草太さん講演会(7月10日(土)14時より海老名市文化会館小ホール)チラシも30枚近く配布できました。「がんばってください」と激励する人、通りすぎたあとチラシを受け取りにきた人、チケットを求める人などが続きました。 9条改憲NO!署名は7人が応じました。「九条を守る署名ですか」と確かめたのち、ペンを走らせた女性は、「やっぱり平和が大事です」と発言。「以前から憲法は守らなければと思っていた。菅政権も油断ができない」ときっぱりのべてサインした男性もいました。自ら署名板に歩み寄った若い女性も、笑顔で名前を記しました。毎回、自らの戦争体験を記した葉書を若い人らに配付している会員が話す体験談を熱心に聞き入る中学生四人組の姿もありました。
 このほど作製した、会の名前とスーガン「平和憲法を守ろう」を記した赤地ののぼり旗(3本)も初披露。強い風を受けて、はためきました。次回の活動は、木村草太さんの講演会です。

編集後記〜「この道はいつかきた道」

 世論の大多数「中止」→「できればやらない方がいい」(尾身さん)→「やるなら無観客で」(分科会有志)→「関係者はバブルに封じ込める」→「1万人を上限に開催」→IOC関係者(ファミリー)は1万人に含まない」→「スポンサーも1万人に含まない」→「小中学生も統制がとれているから含まない」→「2万人でも、さあ、強行だ! 強行だ!」(S首相)→「あとは野となれ山となれ!」(S首相)(T)