☆☆☆ 「九条の会」メルマガ詳細版 2020年10月10日 第332号 ☆☆☆

憲法9条、未来をひらく

 

事務局より

(再掲)<声明>安倍政権の終わりと改憲問題の新たな局面を迎えて
              2020.09.23 九条の会

 7年8ヶ月に及ぶ安倍晋三内閣が総辞職し、菅義偉政権が誕生しました。安倍首相が任期を残して辞任に追い込まれた最大の要因は、九条の会も参加した「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」による3000万人署名、発議阻止の緊急署名の運動をはじめとする全国の市民の粘り強い行動が強い後押しとなり、それに励まされた立憲野党の頑張りが、安倍首相の念願である明文改憲の策動を押しとどめ、「2020年末までに」「自分の任期中に」という首相の公約を事実上挫折に追い込んだことにあります。それに加えて、安倍政権が進めてきた大企業を優遇し、いのちと暮らしをないがしろにする政治が、新型コロナの流行に直面して、対策の無力、社会の困難を露呈させたことや、モリカケ、桜を見る会の問題、検察庁法「改正」の企みなどの政治の私物化への怒りの爆発が、政権を追い詰めた要因となりました。  しかし、安倍政権の追求した改憲、大企業優遇の政治は決して安倍個人の思いつきではなく、冷戦終焉以降、自衛隊をアメリカの戦争に加担させようと圧力をかけてきたアメリカや財界、右派勢力の要請に基づくものです。2015年の日米ガイドラインでは日米同盟をアジア・太平洋から世界へ、さらには宇宙にまで拡大し共同作戦体制を強化することが謳われています。安倍首相が辞任したからといってこれらの危険がなくなるわけではありません。  誕生した菅政権は、「安倍政権の政治の継承」を掲げ「憲法改正にしっかりと取り組む」と安倍改憲の完遂を公約に掲げています。菅首相をはじめとして新閣僚21人中実に18人が日本会議国会議員懇談会等の改憲右派団体のメンバーであることはその決意の強さを裏づけています。さらに、菅政権は、明文改憲の前段として、9条の実質的破壊を推し進める「敵基地攻撃能力」の保持をまず強行しようとしています。安倍首相は、退陣直前の9月11日に異例の「談話」を発表して次期政権に、その実行を迫りました。それに呼応して、安倍首相の実弟である岸信夫新防衛大臣は就任直後の記者会見で、敵基地攻撃能力を含むミサイル防衛について「今年末までにあるべき方策を示し、速やかに実行に移す」と明言しました。これは、自衛隊が米軍とともに海外で戦争する軍隊になることをめざすものであり、9条を破壊する許すことのできない暴挙にほかなりません。  安倍政権を終わらせたことで改憲の企てに大きな打撃を与え、改憲問題は新たな局面に入りました。しかし自民党・改憲勢力はあきらめていません。改めて改憲4項目を掲げ、改憲に拍車をかけようとしています。安倍改憲の強行を阻んだ市民の力に確信を持って、改憲発議阻止の緊急署名に、改めて取り組みましょう。敵基地攻撃力保持という9条の破壊を許さない、という声を挙げましょう。

「改憲発議に反対する全国緊急署名」について

 安倍晋三首相の辞任表明により、情勢が大きく変わりました。
 全国のみなさんの安倍9条改憲NO!」の3000万署名運動や、改憲発議反対の緊急署名運動など、この間の粘り強い運動が、安倍首相の「任期中の改憲」を不可能に追い込み、これが安倍辞任の大きな要素になったことは疑いありません。しかし、菅新政権は安倍改憲路線の継承を主張しています。私たちの運動の継続が求められています。
 署名は近日中に、従来の「発議反対」の署名用紙を継承し、新しい情勢に合わせた「改定版」の用紙を作ることになります。サイトにUPされますので、しばらくお待ちください。なお、改憲発議反対の署名はとりあえず11月19日に国会に提出する予定です。お早めにお送りください。

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九条の会・ひがしなだ(兵庫県神戸市)

14周年総会・永田喜嗣博士(人間科学)誕生記念講演会
  映画で知る戦争と人間〜ゴジラと見つめる映画と戦争の歴史〜
日時:10月17日(土)13:30〜
講師:永田喜嗣さん(戦争映画研究家)
会場:東灘区文化センター多目的ホール9階(東灘区住吉東町5丁目1-1-6)
参加協力費 500円
主催:九条の会・ひがしなだ 
問合せ:080-1485-5603(西谷)

9条の会あきしま(東京都昭島市)

『安倍』後の改憲をめぐる情勢と阻止の闘い
日時:10月18日(日)14:00開始
会場:昭島市公民館小ホール(昭島駅下車徒歩5分)
講師:渡辺治さん(一橋大学名誉教授)
資料代:300円(定員100名先着順)
主催:9条の会あきしま
連絡先:042−543−7199

ふじさわ九条の会(神奈川県藤沢市)

映画とお話 
日時:10月18日(日)13:30〜15:30 
会場:藤沢市民会館第2展示ホール(JR藤沢駅徒歩10分) 
資料代500円 
映画:「ドローンの目」 
話題提供:久保博夫氏 
定員75人(予約) マスク着用 
主催:ふじさわ・九条の会 
問合せ:090-9239-0864(島田さん)

相模原市9条の会連絡会(神奈川県相模原市)

学習会「なぜ、コロナ禍でリニア工事やるの!
     リニア災害を引き起こす相模原での危険な状況について考える」
10月18日(日)13:30〜16:00 
会場:ソレイユさがみセミナールーム1(JR橋本駅徒歩1分) 
資料代500円 
先着90人 マスク着用 
主催:相模原市9条の会連絡会 
問合せ:090-6194-2603(鈴木さん)

ふじみ9条の会(東京都東村山市)

<10月例会>「敵基地攻撃と軍備増強」について話し合いましょう。
日時:10月18日(日)午後1時〜
場所:富士見公民館2階第1集会室
参加費:無料 
主催:ふじみ9条の会  
連絡先:山澤(080-3154-5059)

厚木市九条の会ネットワーク(神奈川県厚木市)

前川喜平さん「コロナ禍の教育と憲法」
日時:10月21日(水)13:30〜
会場:厚木市文化会館小ホール(厚木市恩名1−9−20)
前売り券500円(先着150名、当日券はありません)
主催:厚木市九条の会ネットワーク
連絡先:090−3912−6797(大友)、080−7154−8355(堤)

ねりま九条の会(東京都練馬区)

発足16周年記念のつどい「今日、そして明日を生きる〜新型コロナが教えた憲法の大切さ」
日時:10月22日(木)19:00開演
会場:練馬文化センター小ホール
参加費:1000円(当日券1200円)、中高生500円
記念講演:伊藤千尋さん(ジャーナリスト)
風刺一人コント:松元ヒロさん
主催:ねりま九条の会
連絡先:090−2737−5311

落合・中井九条の会(東京都新宿区)

「芥川龍之介の中国旅行」反戦主義者でプロレタリア作家の芥川・・・・
とき:10月24日(土) 9時半〜11時半 ← 午前中です。ご注意ください
講演:佐久間徹さん
場所:落合第一地域センター聖母坂通り3階 第一集会室AB(下落合4-6-7)
マスクを着用してご来場ください。発熱のある方、体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
会場を大きくしましたので、予約不要です。
主催:落合・中井九条の会
連絡先:木村 隆 電話・FAX:3951−0573
    Email : otiainakai9jo@mbr.nifty.com

私学九条の会・東京(東京都)

第46回憲法学習会
日時:10月27日(火)18時30分〜20時40分
講師:水島 朝穂さん(早稲田大学法学学術院教授)
演題:憲法とは何かを改めて考える―「コロナ危機」の時代に―
会場:全国教育文化会館7階大会議室(有楽町線「麹町」下車2分)
参加費:500円 (どなたでも参加できます)
主催:私学九条の会・東京
連絡先:03−3230−4091(東京私教連)

はちのへ九条の会(青森県八戸市)

はちのへ九条の会緊急憲法学習会
日時:10月31日(土)14:00〜16:00
講演:渡辺治さん(一橋大学名誉教授・九条の会事務局)
会場:八戸市スポーツ研修センター(長根リンク)
無料
主催:はちのへ九条の会・青森県九条の会
連絡先:090−2977−9876(内田)

千住九条の会(東京都足立区)

「九条の碑を建立する会」(仮称)発足のつどい
日時:11月3日(火・休)14時〜
会場:千住1010ギャラリーA(北千住駅西口 マルイ11階)
参加費:500円 
ミニライブ:フラメントギタリスト・渡辺イワオ
講演:伊藤千尋氏(国際ジャーナリスト・九条の会世話人)
演題:九条を活用し、目に見える形に!
よびかけ人のスピーチ・会場からの発言
経過報告など
主催:「九条の碑を建立する会」(仮称)準備会   
連絡先:090−6953−7144(中田)
※88名様限定ですので参加ご希望者は事前連絡をお願いいたします。

九条かながわの会(神奈川県)

11月9条学校:安倍改憲から菅改憲へ−改憲阻止のために 
日時:11月20日(金)18:30〜20:30 
会場:横浜市開港記念会館1階講堂
    (関内駅南口徒歩10分、みなとみらい線日本大通り駅徒歩1分) 
資料代500円 
講演:渡辺治さん(一橋大学名誉教授)「菅政権下の政治と改憲問題」、
田崎基さん(神奈川新聞記者)「菅政権が『継承』するもの」 
主催:九条かながわの会 
連絡先:後藤(090-7175-1911)

活動報告〜医療九条の会・北海道(北海道)

 寿都町長の高レベル放射性廃棄物最終処分場選定文献調査応募意向に対する
   医療九条の会・北海道の声明
    2020年9月24日
 1.原発から出る高レベル放射性廃棄物(次頁解説参照)の最終処分場選定の文献調査に寿都町長が応募の意向を表明し、近日中に議会にかけたいと報道されています。
 2.医療九条の会・北海道は、医療者の立場から、ひとたび事故が起きたなら取り返しのつかない命と健康の被害をもたらす原子力発電そのものを早急に廃止する必要があり、原子力発電の継続を前提とした高レベル放射性廃棄物処分場設置計画自体に反対です。
 3.本会は、今回の寿都町長の「高レベル放射性廃棄物」文献調査応募が、寿都町だけでなく、周辺市町村、北海道、ひいては日本全体に原子力発電の負の遺産をさらに増やすきっかけになる極めて大きな問題であると考えます。これは今生きている私たちだけでなく、将来の数万世代の子孫の生活環境、健康に影響する大問題です。
 4.このような日本全体に大きな影響をもたらす問題を一町長、一地方議会の考えだけで決めることは、まったく民主的ではありません。高レベル放射性廃棄物の問題は、原発そのものの可否も含めて、様々な意見があり、一様ではありません。多くの人々の考えを共有し、討論し、未来の世代に責任を持つことのできる結論を出す必要があります。
 5.寿都町長のお考えに対して、賛成の方も反対の方も、判断を保留されておられる方も、ともに話し合おうではありませんか。それは一町、一道だけで済ませてはなりません。日本全体で話し合う必要があるのではないでしょうか?
 6.本会は、今回の寿都町長の高レベル放射性廃棄物(文献調査)応募意向に関する大討論会を提起したいと思います。
                                        以上

活動報告〜みやぎ農協人九条の会

 シンポジウム「地域での協同組合の役割を考える」に 60 人集合。みやぎ農協人九条の会は 2010 年に「平和でなければ地域農業は営めない。あの大戦の時、宮城の農産は兵隊も食料も馬も供出し荒廃した。二度と戦争に加担しない。憲法九条を守ることが我々世代の役割だ」と農協人・生協人・学識者・農業者などで作られた九条の会です。安倍政権になって「自由貿易」の名のもとに TPP11、欧州、アメリカとの協定を強行し輸入拡大が急増しています。
 農業は1つの産業としての側面を強調され競争力強化、輸出拡大、大規模化、らには農協改革等が強行されました。結果として再生産可能価格が維持できなく後継者減、耕作放棄地拡大等地域環境と経済は疲弊の一途です。コロナ禍で食料をめぐる状況は更に厳しくなっています。「地域で支え合う協同組合」の役割が本当に大切な状況です。農協人九条の会の世話人である東北大学の冬木先生がみやぎ生協の理事長に、同じく舟山健一さんが JA み舟山健一さん(JAみやぎ仙南農協組合長)
 みやぎ仙南農協の組合長にこの春就任されたのを機会に表題のシンポジュームを 9 月 19 日フォレストで約 60 人の参加で開催しました。
 冬木先生からは「コメの需要が外食産業の落ち込む一方、それを補うだけの家庭用需要も生れてない」と指摘されました。「コメの直接支払い交付金も廃止された下で今年は米価下落が農家を直撃するのではないか」と懸念を示しました。又「自助」「自己責任」が言われる中「協同や助け合いが本来の人間の姿だ」とも強調しました。  舟山組合長は「国の独立を担保するために食料確保が当然必要」「地域住民が将来希望をもって暮らせること、地域の文化を守り育てることが我々の当然の役割だ」と強調しました。参加者からは「自助の意識が強い若者も多い。協同組合の役割は大きい」等の発言がありました。
                      (農協人9条の会事務局長 齋藤清治)

活動報告〜新檜尾台九条の会(大阪府堺市)

 冊子つくりました(A5判28頁)。
戦中〜戦後を生きた世代が若い世代へ伝えたいこと〜戦後75周年にあたって
連絡先:072−297−8660(大場さん)