☆☆☆ 「九条の会」メルマガ詳細版 2020年8月10日 第328号 ☆☆☆

憲法9条、未来をひらく

 

事務局より

「改憲発議反対全国緊急署名」の継続で、安倍9条改憲に終止符を!
 ─コロナ禍のもと、工夫と努力の全国の活動に連帯し学びあって─

   2020年7月15日
     安倍9条改憲NO!全国市民アクション
     戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

 「安倍9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名」は継続しています。署名運動をさらに強めましょう。秋以降の国会に提出し、安倍政権の改憲の野望にピリオドを打ち、あらゆる改憲を許さない世論をつくりましょう。  「改憲発議に反対する全国緊急署名」運動は、コロナ禍の中で、街頭でも地域でも職場でも、「3密」に配慮 し、フィジカル(物理的)ディスタンス を確保するなどさまざまな工夫と努力をこらした多様な活動が 全国各地で 繰り広げられています。また休止状態から再開・回復して活動を展開しているところも次つぎとあらわれています。各地で、署名と結んで憲法をコロナ対策に生かせと運動しているところも生まれています。こうした署名運動の全国各地の経験や決意を学びあい、連帯しあって継続して取り組むことを呼びかけます。 安倍改憲に反対するみなさん  2017年5月、安倍首相 が 9条改憲の号令をかけ、翌年には自民党 が 4項目の改憲案を決めました。安倍首相はことあるごとに改憲の意欲を語り、最近では橋下徹氏のネット番組で「 自民党総裁の任期は1年3カ月ある。何とか任期中に国民投票までいきたい」と述べる(6月20日)など、いまだに発議の執念を示しています。改憲勢力は、安倍首相に呼応して憲法審査会を開催し、改憲の道筋をつけようとしました。ところが市民と野党の共闘で、6月17日に終わった通常国会まで5つの国会を経ても改憲案の提示はおろか、改憲の呼び水である与党提出の 国民投票法「改正」案の審議すらも許しませんでした。  これは、憲法「改正」問題は緊急の政治課題ではないという広範な世論が、コロナ禍のもとで「なぜ今改憲を急ぐのか」「コロナに乗じた改憲などおかしい」と、一層高まったことを背景にしています。そして、「改憲発議反対署名」は、6月に閉会した通常国会で27万人分を提出し、「3000万人署名」は これまでの 累計で 1010万人 分を提出しました。  これらの署名運動が安倍首相や改憲勢力の思いどおりにさせなかったのです。 安倍改憲に反対するみなさん  憲法を生かしてこそ、コロナ危機から私たちの命と暮らしが守られることも、9条に反し、税金の浪費に他ならない武器の爆買いがコロナ対策にならないことも、そして声をあげてこそコロナ対策に要求が反映されることなど、日々の実体験で確信してきました。  「安倍9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名」を継続して取り組み、秋以降の国会への提出をめざしましょう 。  安倍改憲に痛打を与え、自民党が検討を開始した「敵基地攻撃能力の保有」が、憲法違反であり、これまでの9条解釈をも投げ捨てた到底許されない解釈改憲の極みであることを明らかにしましょう。来るべき 衆議院総選挙で 野党の勝利に貢献し、安倍政権による改憲発議の策動に審判を下そうではありませんか。

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宮城県内九条の会連絡会(宮城県)

総会学習講演「今こそ 憲法を!」〜「コロナ」をのりこえ、時代をひらく
日時:9/5(土)13:30〜15:30
会場:東京エレクトロンホール601会議室 (宮城県民会館)
講師:渡辺治さん(一橋大学 名誉教授 憲法学、九条の会 事務局)
資料代:500円
主催:宮城県内九条の会連絡会 連絡先 みやぎ憲法九条の会
連絡先:TEL022-728-8812 FAX022-276-5160 e メール info@9jou.jp
 どなたでもご参加下さい。マスクをつけてご来場を

本牧・山手九条の会(神奈川県横浜市)

結成15周年の集い ポストコロナ時代の教育はどうあるべきか
日時:9月5日(土)13:30〜
会場:横浜上野町教会(JR根岸線山手駅徒歩13分)
資料代800円
講師:前川喜平さん(元文部科学省事務次官)
主催:本牧・山手九条の会
連絡先:建設横浜みなと支部(045-741-3195)

九条の会東京連絡会(東京都)

9・18大集会
日時:9月18日(金)18:30〜
講師:小森陽一さん(九条の会事務局長・東京大学名誉教授)
   五十嵐仁さん(法政大学名誉教授)
会場:としま区民センター・多目的ホール
参加費:1000円
主催:九条の会東京連絡会
連絡先:03−5812−4495

厚木市九条の会ネットワーク(神奈川県厚木市)

前川喜平さん講演会
日時:10月21日(水)13:30〜
会場:厚木市文化会館小ホール(小田急線本厚木駅北口徒歩15分)
前売り500円 先着150名 当日券なし
講演:前川喜平さん(元文科省事務次官)
演題:コロナ禍の教育と憲法
予約先:厚木新文化会館予約センター(046-224-9999)
Zoom参加は事前登録不要 希望者は大友さん(ohtomo3m@yahoo.co.jp)にメールしてください。
主催:厚木市九条の会ネットワーク
問合せ:大友さん(090-3912-6797)

質問に答えて:国民投票に関連して

質問:いつもお世話様になっております。コロナ騒ぎで、九条の会の催し物もすべて中止せざるを得ない状態です。 さて先日送られてきたPR雑誌「通販生活」2020夏号に「憲法9条改正国民投票は、今の「2択」では国民の声を反映できません。との見出しでの記事がありました。
A・「現行9条を変えない案」
B・「専守防衛に徹する自衛隊を九条に明記する案(海外での武力行使はしない)
C・「安倍案」(自衛隊の存在のみを9条に書き加える)
D・「集団的自衛権を行使できる自衛隊を九条に明記する案(外国軍と一緒に海外で武力行使をする)
4つの選択肢が考えられるとの事でした。私個人の考えでは実際に国民投票がおこなわれるとするならば単純にB案に賛成です。 事務局としてはいかがな考えになりますか、教えてください。8月の世話人会で討議の材料にしたいと思っております。
よろしくお願いいたします。  M

お答え:Mさま
国民投票の件でご質問いただきました。
九条の会事務局はこうした一つ一つの問題について、検討したうえでの統一見解を持っているわけではありませんので、事務局員のTの責任で取り急ぎ簡単にお答えします。
@現行改憲手続法(国民投票法)は2択しか想定しておりません。
Aそれも国会で発議された「改憲案」に「賛成」か、「反対」かの2択で、9条改憲か、9条を変えないか、の2択ではありません。この法に従う限り、通販生活が提起するような4択とか、3択とかは不可能です。
B現行国民投票法には、上記@、A以外にも問題はたくさんあります。野党の 多くはそれぞれの立場から、改定を要求しておりますが、自公与党は賛成しません。 この問題だけですでに2年半、憲法審査会は議論がSTOPしています。
C問題点とは、例えば、国民投票運動において、テレビCMが事実上、自由で あり、資金力の多寡で宣伝に大きな差が出て、投票の公平公正が担保されません。ほかにもたくさん問題点はあります。必要なら、お答えはできますが、メールでは無理です。
DMさんはB案がいいとおっしゃいますが、Aでいいましたように、そもそも改憲発議する案は、改憲派がつくるもので、B案のようなものが国民投票に付されることはありえません。
EB案は「専守防衛の自衛隊」を憲法に明記する案ですが、これは現行憲法9条に自衛隊を書き込む立場で、自民党のいまの改憲4項目の第1項と基本は同じです。この案では専守防衛とは何か、という議論も含めて、決して回答が単純なものにはなりません。敵基地攻撃論まで防衛のためには合憲だと主張する政府ですから。
F要するに改憲国民投票に持ち込ませることを阻止することが、最も現実的な 案ではないでしょうか。(T)

編集後記〜#臨時国会の開催を求めます

 このようなハッシュタグをつけたツイッターがSNSの世界を飛び交っている。街頭でも市民のスタンディングなどの際にプラカードが掲げられている。 新型コロナ感染拡大の問題をはじめ、改憲と敵基地攻撃論などなど政治には緊急の課題が山積しているにもかかわらず、6月17日の通常国会終了後、閉会中審査以外に国会の議論が行われていない。野党は憲法53条に基づいて臨時会の開催を要求、市民社会も声を上げている。この重大な事態の前に、逃げ隠れして国会が召集できないのであれば、安倍内閣は退陣すべきだ。(T)