☆☆☆ 「九条の会」メルマガ詳細版 2020年7月25日 第327号 ☆☆☆

憲法9条、未来をひらく

 

事務局より

「改憲発議反対全国緊急署名」の継続で、安倍9条改憲に終止符を!
 ─コロナ禍のもと、工夫と努力の全国の活動に連帯し学びあって─

   2020年7月15日
     安倍9条改憲NO!全国市民アクション
     戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

 「安倍9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名」は継続しています。署名運動をさらに強めましょう。秋以降の国会に提出し、安倍政権の改憲の野望にピリオドを打ち、あらゆる改憲を許さない世論をつくりましょう。  「改憲発議に反対する全国緊急署名」運動は、コロナ禍の中で、街頭でも地域でも職場でも、「3密」に配慮 し、フィジカル(物理的)ディスタンス を確保するなどさまざまな工夫と努力をこらした多様な活動が 全国各地で 繰り広げられています。また休止状態から再開・回復して活動を展開しているところも次つぎとあらわれています。各地で、署名と結んで憲法をコロナ対策に生かせと運動しているところも生まれています。こうした署名運動の全国各地の経験や決意を学びあい、連帯しあって継続して取り組むことを呼びかけます。 安倍改憲に反対するみなさん  2017年5月、安倍首相 が 9条改憲の号令をかけ、翌年には自民党 が 4項目の改憲案を決めました。安倍首相はことあるごとに改憲の意欲を語り、最近では橋下徹氏のネット番組で「 自民党総裁の任期は1年3カ月ある。何とか任期中に国民投票までいきたい」と述べる(6月20日)など、いまだに発議の執念を示しています。改憲勢力は、安倍首相に呼応して憲法審査会を開催し、改憲の道筋をつけようとしました。ところが市民と野党の共闘で、6月17日に終わった通常国会まで5つの国会を経ても改憲案の提示はおろか、改憲の呼び水である与党提出の 国民投票法「改正」案の審議すらも許しませんでした。  これは、憲法「改正」問題は緊急の政治課題ではないという広範な世論が、コロナ禍のもとで「なぜ今改憲を急ぐのか」「コロナに乗じた改憲などおかしい」と、一層高まったことを背景にしています。そして、「改憲発議反対署名」は、6月に閉会した通常国会で27万人分を提出し、「3000万人署名」は これまでの 累計で 1010万人 分を提出しました。  これらの署名運動が安倍首相や改憲勢力の思いどおりにさせなかったのです。 安倍改憲に反対するみなさん  憲法を生かしてこそ、コロナ危機から私たちの命と暮らしが守られることも、9条に反し、税金の浪費に他ならない武器の爆買いがコロナ対策にならないことも、そして声をあげてこそコロナ対策に要求が反映されることなど、日々の実体験で確信してきました。  「安倍9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名」を継続して取り組み、秋以降の国会への提出をめざしましょう 。  安倍改憲に痛打を与え、自民党が検討を開始した「敵基地攻撃能力の保有」が、憲法違反であり、これまでの9条解釈をも投げ捨てた到底許されない解釈改憲の極みであることを明らかにしましょう。来るべき 衆議院総選挙で 野党の勝利に貢献し、安倍政権による改憲発議の策動に審判を下そうではありませんか。

改憲発議阻止の署名は続けています。 安倍改憲発議反対のたたかいはいまこそ正念場です。安倍9条改憲NO!「改憲発議に反対する全国緊急署名」へのご協力のお願い

 平素からのご支援ご協力に心から感謝申し上げます。  さて、暴走ともいえる安倍政権の憲法こわし、民主主義こわしが止まりません。  森友・加計学園疑惑での行政の私物化につづき、今また「桜を見る会」への後援会員の招待という税金の私物化が露見しました。
  また、違憲の安保法制も口実にしたアメリカからの武器の爆買いと専守防衛からの逸脱は、9条改憲を先取りする乱暴さで進められています。中東海域への「調査研究」名目での自衛隊艦船の派遣という脱法行為もおこなおうとしています。
 沖縄・辺野古沖での基地建設でも示される権力政治も、意にそわない表現行為への政府の介入も、過去の植民地支配への反省を欠く韓国との摩擦の強まりも、憲法を遵守しない、立憲主義を蹂躙する安倍政治だからの問題です。
  この暴走のいきつく先を憲法9条への自衛隊の明記とさせてはなりません。
 先の参議院選挙をへて、体制を立て直し、自らの総裁任期の2021年までの改憲をめざす安倍首相は、改憲のアクセルを一段と踏み込みました。暴走はさらに加速しています。
  安倍首相のもとでの改憲には反対、が国民多数の声です。先の参議院選挙での市民と野党の一致点です。
 この一致点をさらに強く、大きくし、世論を広げ、改憲発議ができない状況を作りだすために、もう一度知恵と力を寄せ合おうではありませんか。「改憲発議に反対する全国緊急署名」を軸に、対話を強めようではありませんか。
 「改憲発議NO」の世論で安倍政権を追いつめるために、皆さんのお力をお貸しください。新たにスタートしました、「改憲発議に反対する全国緊急署名」の署名推進にご協力いただくとともに、取り組みを進めるための財政支援にもご協力くださるようよろしくお願いします。
   2019年12月17日  安倍9条改憲NO!全国市民アクション運営委員会
 【呼びかけ人】    有馬 頼底 落合 恵子 鎌田 慧 鎌田 實 香山 リカ 佐高 信 澤地 久枝 杉原 泰雄 田中 優子 田原総一朗 ちば てつや 暉峻 淑子 なかにし 礼 浜 矩子 樋口 陽一 益川 敏英 うじきつよし 岡野 八代 北原 みのり 前川 喜平 山口 二郎     連絡先 ・戦争をさせない1000人委員会  【電話03-3526-2920】   〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3−2−11 連合会館内  ・憲法9条を壊すな!実行委員会 【電話03-3221-4668】   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3−3−3 太陽ビル402 市民ネット内 ・戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター 【?03-5842-5611】 〒113-8462 東京都文京区湯島2−4−4 全労連会館 ・九条の会【電話03-3221-5075】 〒101-0065 東京都千代田区西神田2−5−7−303

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各地から(全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!)

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九条の会さかど(埼玉県坂戸市)

15周年のつどい
日時:7月26日(日曜日)13時30分〜16時 会場:坂戸駅前集会施設(2階) 主催:九条の会さかど(http://9jo.jp/sakado/
連絡:電話 049-282-4968(小林) sakado@9jo.jp
内容:「9条を変えたほうがいい」に静かに耳を傾ける
 「9条を守ろうという一点」で集まっている私たちにあっては、「9条を守る」のは議論の余地のない当たり前のことになっていますが、「9条を変えたほうがいい」と思っている方々が大勢いるのも、厳然たる事実です。
 果たして私たちは、そういった方々が、どうして「変えたほうがいい」と思っているのかを知っているでしょうか。知ろうとしていたでしょうか。
 今回のつどいでは、「変えたほうがいい」とのお考えを論破しようとか説得しようとか…ではなく、「静かに耳を傾ける」、まずは、そこから始めたいと思います。

9条の会つくば(茨城県つくば市)

「安倍危険のねらいと危険性」九条の会ブックレット学習会
日時:7月30日(木)14:30〜17:30
チューター:後藤義昭さん
場所:並木交流センター大会議室
参加費:300円
主催:9条の会つくば
連絡先:029−858−2034

国分寺9条の会(東京都国分寺市)

国分寺駅南口定例街頭宣伝
日時:8月9日(日)17:00〜18:00
主催:国分寺9条の会
連絡先:042−577−3365(増島)

調布九条の会「憲法ひろば」(東京都調布市)

第5回「調布美術のひろば」
日 時:8月12日(水)13時〜16日(日)16時
     期間中の展示時間は10時〜18時です
場 所:調布市文化会館たづくり2階「北ギャラリー」(調布駅南口、調布市役所前)
参加費:なし
詳細はWebサイトの「例会案内」をごらんください
    http://choufu9jou.sakura.ne.jp/
主催:調布九条の会
連絡先:choufu9jou@yahoo.co.jp

港北九条の会(神奈川県横浜市)

新視点で考える九条の会講演会:コロナ・環境・憲法〜コロナ禍から何を学ぶか
  日時:8月20日(木)14:00〜16:30
  会場:都築公会堂ホール(地下鉄センター南駅徒歩5分、都筑区総合庁舎内)
 参加費500円(高校生・大学生・障がい者は無料)参加は予約・先着200名
  講師:亀山統一さん(琉球大学農学部助教)
  主催:港北九条の会
  予約希望者は事務局に電話またはFaxで名前、住所、電話番号を知らせてください。
予約先:事務局(八木、電話・Fax 045-543-0966)
Zoomでのインターネット講演会の申込み:8月13日までにメールで名前、住所、電話番号を明記してください。
メール先:kouhoku9jounokai@b07.itscom.net

九条の会・尾張旭(愛知県尾張旭市)

第17回尾張旭戦争体験を聞く会
日時:8月22日(土)13:30〜
場所:尾張旭市中央公民館302・303会議室
お話:井戸早苗さん(ピースあいち語り部)
主催:九条の会・尾張旭
連絡先:0561−54−9484城山

みやぎ憲法九条の会(宮城県仙台市)

変えるぞ!政治、今、ここから 8.30泉・富谷のつどい
日時:8 月 30日(日) 14:00〜
会場:日立システムズホール仙台シアターホール(仙台市青年文化センター)
講演:「露わになった安倍政治のウソと無責任〜憲法と政治を取り戻すために〜」
講師:秋葉忠利さん(前広島市長)
連帯の挨拶:全国首長九条の会、国政野党のみなさん、市民連合@みやぎ
主催:安倍9条改憲 NO!政治を変える泉・富谷市民アクション
連絡先:090-2956-3057 横尾

憲法九条やまとの会(神奈川県大和市)

憲法九条やまとの会賛同者会議
  日時:8月30日(日)14:00〜16:30
  メインスピーカー:斎藤竜太医師「コロナの話」
会場:高座渋谷学習センター(イコーザ)2階ホール
(小田急江ノ島線高座渋谷駅西口徒歩2分)コロナ定員100名  主催:憲法九条やまとの会
連絡先:Fax046-272-8880 k9yamato@js6.so-net.ne.jp

本牧・山手九条の会(神奈川県横浜市)

会結成15周年の集い ポストコロナ時代の教育はどうあるべきか
日時:9月5日(土)13:30〜
  会場:横浜上野町教会(JR根岸線山手駅徒歩13分)
  資料代800円
  講師:前川喜平さん(元文部科学省事務次官)
  主催:本牧・山手九条の会
連絡先:TEL 045−641−3991

【活動報告】 参加者名簿提出を求めるのは不当
  9条の会・こがねいニュースNo.174(東京都)   池永彰郎(弁護士)

 1.新型コロナウィルス感染拡大防止策として、長野県岡谷市、諏訪市、山口県萩市、東京では豊島区の公民館等一部の自治体、公共施設が公共施設の利用者に参加者名簿を提出するよう求めている。 利用者から感染者が発生した場合に早期に濃厚接触者や感染ルートなどを特定するのが目的で、個人情報保護条例に基づき適切に扱い、1か月程度厳重保管して廃棄処分するとしている。
 2.しかし、参加者名簿の提出は憲法上の基本的人権にかかわる問題である。施設側に名簿を提出するとなると、実際にも抵抗感を持つ参加者・主催者がいるとともに、これは、プライバシー権や集会の自由という憲法上の問題とも関わってくる。プライバシー権とは、憲法13条によって保障された「個人の私生活上の自由のひとつとして、何人も、個人に関する情報をみだりに第三者に開示又は公表されない自由」として確立している(住基ネット訴訟における2008年3月6日最高裁判決)。また、当該催しに参加したとの情報は、その参加者にとって、憲法19条によって保障されている「思想信条の自由」の重要な内容であり、同時にその催したる集会の主催者や参加者にとっては憲法21条の「集会などの表現の自由」の問題である。そうだからこそ、諏訪市でも個人情報保護条例第7条は「(個人情報を取り扱う)実施機関は、思想、信条及び宗教に関する事項に関する個人情報を収集してはならない」との大原則を明示している。
 3.感染防止のため、主催者において参加者の連絡先を把握しておくことは当面必要であろうが、参加者名簿そのものを施設側に提出させるのは上記の憲法上の権利の侵害である。(9条の会こがねい 代表)

【活動報告】 あさひかわ西地域九条の会(北海道旭川市)、戦争体験談集「平和への伝言」第12集を発行。

 地元の戦争体験者を中心に、2006年から聞き取りの活動をはじめ、戦争体験談集を発行してきました。  今年は2分冊発行。第1分冊には、ガダルカナル島の戦いを生き抜いたSさん(101歳)、父が「満州」に渡りノモンハン事件後に軍属となったというOさん(84歳)、女子挺身隊員として千歳から群馬へと青春時代を送ったIさん(92歳)、父は徴用、樺太・敷香から母と命からがら脱出したNさん(84歳)など。第2分冊には、樺太で生まれて間もなく父親は中国山東省で戦死し、高校3年間、新聞配達で学費を稼ぎ大学卒業後、教員として自らの戦争体験を通して平和教育を実践し、また治安維持法の犠牲者に国家賠償を求める活動をしてきた宮田汎さんのドキュメンタリーと、昨秋、旭川市内の3つの九条の会で開催した講演会「表現の自由を奪われた時代を生きてー生活図画事件と私たちの今ー」の再録です。  手作りで1冊400円です。詳細は当会サイト  http://www.asahikawa-nishi9.orgに掲載しています。  お問い合わせはinfo@asahikawa-nishi9.org(担当:平山)まで。

編集後記〜コロナ禍のなかで

 毎日毎日、これでもか、これでもかとばかりに発表される「本日の感染者数」が社会の空気を沈滞させている。加えて天候不順の結果、人々の生活を襲ってくる天災。GO−TOキャンペーンのような、ほとんど理解不能な「政策」しか出てこない政府。しかし、嘆いていても始まらない。全国の各地でがんばっている市民がいる。各地の九条の会の活動がコロナ禍を乗り越えて復活してきた。本号巻頭のアピールのように、安倍改憲発議に反対する署名は私たちの活動の継続の柱だ。明日をめざして、お互い工夫して、協力し合いながら、前に進もう。声を上げれば九条は守ることができる、政治は変えられる。(T)