事務局より


メルマガ編集部よりお知らせ

 新型コロナウィルスの感染の危険が広がっている中で、安倍政権の自粛要請が繰り返され、公的な会場が閉鎖されて各種集会が開けなくなったり、あるいは感染防止のため市民の側で自主的に各種の集会などの開催中止を決断するなどの動きが進んでいます。
 九条の会関係の行事も例外ではありません。各地のみなさんはこの時期も細心の注意を払いつつ、署名など、積極的に街頭行動などを展開しているところも少なくありません。しかし、今回は編集部に届く「各地から」の情報が激減しているため、通例とは異なる編集になりました。
 いずれ、この感染症の問題が克服され、また各地の九条の会の活動が活発に展開されることを期待しております。メルマガへの活動案内や活動報告が届くことをお待ちします。


パンフレット「安倍改憲のねらいと危険性〜改憲発議阻止のために」の刊行準備中です。

 2月27日開催予定だった九条の会事務局主催の学習会が中止になりました。
この日の公演予定だった山内敏弘さんと渡辺治さんの講演原稿を、近日中(4月の遅くない時期をめざしています)に発行する予定です。ページ数や頒価がまだ決まっていませんが、ご期待ください。
 お問い合わせは九条の会事務局へ。


九条の会アピール
草の根からの「改憲発議許さず」の声で安倍改憲に終止符を

2020.2.10 
 安倍首相は、今年の年頭記者会見からことあるごとに改憲発言を繰り返しています。とくに施政方針演説では、自らの憲法尊重擁護義務を投げ捨てて、改憲案を示すのが「国会議員の責任」、「歴史的使命」などと強弁し、憲法審査会の活動への介入さえも口にして、その執念をあらわにしました。これは、この間の「戦争する国づくり」が9条改憲をいよいよ差し迫った課題としていることへの焦りの現れにほかなりません。
 安倍内閣は、昨年末に防衛省設置法の「調査・研究」名目で自衛隊を中東地域に「派遣」する閣議決定を行い、1月11日にはP3C哨戒機、2月2日には護衛艦の派兵を強行しました。その中東では、年明け早々にアメリカによるイラン司令官殺害とイランによる報復のミサイル攻撃がなされ、戦争を憂慮する国際世論により本格的な軍事衝突はひとまず回避されましたが、アメリカの「核合意」からの一方的離脱に端を発する緊張状態が、依然続いています。今こそ日本政府には9条にもとづく平和的外交努力が求められています。
 ところが、安倍内閣は、中東危機に乗じて9条破壊の既成事実を拡大するために自衛隊派兵に踏み切りました。この自衛隊の活動は、アメリカが呼びかける「有志連合」に直接参加しないものの、米軍などとの必要な意思疎通や連携を行うことで、その軍事行動に事実上加担するものです。
 安倍首相が執念を燃やす憲法9条に自衛隊を明記する改憲の狙いは、こうした自衛隊派兵を追認するだけでなく、自衛隊が堂々と米軍とともに海外で戦争できるようにすることです。改憲勢力は、「災害」を口実にした緊急事態条項や教育の充実など、様々な手口で改憲の糸口をつかもうと躍起になってくるでしょうが、本命は9条改憲であることを国民の中に広めていくことが求められています。
 安倍首相が固執する9条改憲は、その思惑通り進んでいるわけではありません。昨年の参院選では改憲勢力が改憲案発議に必要な3分の2の議席を得られず、自民党が2018年3月にまとめた改憲案の提示も、4回の国会連続でできませんでした。これは、九条の会も加わる「安倍9条改憲NO! 全国市民アクション」など、市民と野党の共同した取り組みの重要な成果です。これに対して自民党は、草の根からの改憲運動を作り出そうと、昨秋から必死に画策しています。
 草の根からの活動は、私たち九条の会が最も大切にし、かつ得意とするところです。今年の年頭からスタートした「安倍9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名」を大いに広げるとともに、集会、スタンディング、ネットでの配信、など草の根からの対話と宣伝をさらに幅広く大きなものにして、今年こそ安倍9条改憲に終止符をうちましょう。


安倍9条改憲NO! 「改憲発議に反対する全国緊急署名」へのご協力のお願い

 平素からのご支援ご協力に心から感謝申し上げます。
 さて、暴走ともいえる安倍政権の憲法こわし、民主主義こわしが止まりません。
 森友・加計学園疑惑での行政の私物化につづき、今また「桜を見る会」への後援会員の招待という税金の私物化が露見しました。
 また、違憲の安保法制も口実にしたアメリカからの武器の爆買いと専守防衛からの逸脱は、9条改憲を先取りする乱暴さで進められています。中東海域への「調査研究」名目での自衛隊艦船の派遣という脱法行為もおこなおうとしています。
 沖縄・辺野古沖での基地建設でも示される権力政治も、意にそわない表現行為への政府の介入も、過去の植民地支配への反省を欠く韓国との摩擦の強まりも、憲法を遵守しない、立憲主義を蹂躙する安倍政治だからの問題です。
 この暴走のいきつく先を憲法9条への自衛隊の明記とさせてはなりません。
 先の参議院選挙をへて、体制を立て直し、自らの総裁任期の2021年までの改憲をめざす安倍首相は、改憲のアクセルを一段と踏み込みました。暴走はさらに加速しています。
 安倍首相のもとでの改憲には反対、が国民多数の声です。先の参議院選挙での市民と野党の一致点です。
 この一致点をさらに強く、大きくし、世論を広げ、改憲発議ができない状況を作りだすために、もう一度知恵と力を寄せ合おうではありませんか。「改憲発議に反対する全国緊急署名」を軸に、対話を強めようではありませんか。
 「改憲発議NO」の世論で安倍政権を追いつめるために、皆さんのお力をお貸しください。新たにスタートしました、「改憲発議に反対する全国緊急署名」の署名推進にご協力いただくとともに、取り組みを進めるための財政支援にもご協力くださるようよろしくお願いします。
2019年12月17日
安倍9条改憲NO!全国市民アクション運営委員会
【呼びかけ人】
有馬 頼底 うじき つよし 落合 恵子 岡野 八代 鎌田 慧 鎌田 實 香山 リカ 佐高 信 澤地 久枝 杉原 泰雄  田中 優子 ちば てつや 暉峻 淑子 なかにし 礼 浜 矩子 樋口 陽一 前川 喜平 益川 敏英 田原総一朗 山口 二郎 北原 みのり (2019年12月13日現在)
連絡先
・戦争をさせない1000人委員会  【電話03-3526-2920】
  〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3−2−11 連合会館内 
・憲法9条を壊すな!実行委員会 【電話03-3221-4668】
  〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3−3−3 太陽ビル402 市民ネット内
・戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター 【?03-5842-5611】
〒113-8462 東京都文京区湯島2−4−4 全労連会館
・九条の会【電話03-3221-5075】
〒101-0065 東京都千代田区西神田2−5−7−303


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 各地の催し物案内や活動報告の記事をお寄せください。                            九条の会メルマガ編集担当

各地から(全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!)

 催し案内や活動報告の欄ですが、昨今の新型コロナウィルスの蔓延のなかで、中止になった企画が多くなっております。
 今号は本欄の掲載を見合わせます。(編集部)


少し長めの編集後記〜安倍政権による緊急事態宣言の発令を阻止しましょう

 今回、新型インフルエンザ等特措法に新型コロナ感染症が加えられたことで、新型コロナ対策でも「緊急事態宣言」の発令が可能になりました。今回の対策で初動に後れをとった安倍政権の施策は、このところ、過剰暴走気味です。こんな政権に緊急事態を宣言させることはできません。不当な人権侵害に対する監視を強め、たたかいましょう。
 たしかに、市民の側からもこの感染防止については最大限の配慮が必要と思います。しかし、お互いが知恵を絞り、工夫して努力すれば、この時期もさまざまな活動を継続することは可能かと思います。
 各地では市民の皆さんが街頭宣伝行動やスタンディングなどがつづけられています。昨日、編集子が参加した「市民憲法講座」では、入口にアルコール消毒液を置いたり、会場の机やマイクを消毒液で払拭したり、窓を開けて換気に配慮したり、机を3人掛けから2人掛けに配置換えしたりして、実施されました。19日の総がかり行動実行委員会の国会行動は、参加にあたってのご注意を発信しながら、マスク着用、マイクの消毒などの対応を行い、集会参加の間隔に注意したり、時間やコールを短縮したりして、今月も貫徹されました。
 対策を軽視することは危険ではありますが、一方的にあきらめることもまた危険だと思います。この時期、安倍政権による悪政は続いているわけで、追及の手を緩めることはできません。
 九条の会は高齢者の会員が多いのも特徴です。体調には最大限の注意を払いながら、安倍改憲発議阻止の活動を継続したいと思います。
 全国の皆さんにエールを送ります。(T)