事務局より


改憲発議強行を草の根からの運動で阻もう
         2019.10.10 九条の会

 安倍首相は、先の参院選において市民と野党共闘の頑張りで改憲勢力3分の2の議席の維持に失敗したにもかかわらず、内閣改造と党役員人事で任期中の改憲発議強行に本腰を入れる体制をつくり、臨時国会に臨んできました。
 安倍自民党がねらうのは、改憲発議の第一歩として憲法審査会において何が何でも自民党改憲案を提示し、その審議に入ることです。そのため、自民党は、改憲手続法改正審議と並行して改憲案の提示を行おうとするなど、なりふり構わぬ形で議論に入ろうとしています。臨時国会で改憲案を提示して来年通常国会で発議強行、というスケジュールを描いているからです。
 臨時国会での所信表明演説においても、安倍首相は、改憲審議入りで演説を締めくくりました。「令和の時代に、日本がどのような国を目指すのか。その理想を議論すべき場こそ、憲法審査会ではないでしょうか。私たち国会議員が・・・しっかりと議論していく。皆さん、国民への責任を果たそうではありませんか」と。
 それに呼応するように、衆議院議長が今国会での改憲手続法の改正を促す発言をしたことは、その職責を逸脱した言語道断の暴挙といわねばなりません。
 さらに、安倍自民党は、改憲問題がすすまない背景にある「安倍改憲反対」の国民世論を意識し、国会審議と並行して、草の根からの改憲世論づくりに本腰を入れようとしています。日本会議と連携し自民党全支部での改憲推進本部づくりをはじめ、改憲国民投票を見据えて策動を強めています。
 韓国との対立を煽る一方で、朝鮮・中国の脅威を口実にして自衛隊の海外での武力行使を目指す9条改憲に執心する安倍政権の態度は、朝鮮半島の非核化、東北アジアの平和構築の方向に真っ向から逆行する極めて危険な策動です。安倍改憲を阻むことは、アジアと世界の人々に対する日本国民の責務となっています。
 改憲の新たな局面を迎えたいま、まず必要なことは、こうした安倍改憲の狙いと危険性を市民が共有することです。「安倍政権下の改憲」には反対の声は多数ですが、自衛隊を憲法に明記する9条改憲の危険性は、まだまだ市民の中には浸透していません。また、改憲手続法は、いま問題となっている有料CMが「カネで改憲を買う」危険をもっているだけに留まらず、公務員・教育者の地位利用の国民投票運動の禁止や「組織的多数人買収・利害誘導罪」など市民の自発的な運動を規制する致命的欠陥をもっていることも見逃せません。草の根からの学習、討論運動を巻き起こしましょう。
 先の参院選で3分の2を割らせた、3000万署名をはじめとする市民の運動に確信を持ち、改めて、署名、集会、スタンディング、ネットでの発信など草の根からの運動をさらに幅広く大きなものにしましょう。草の根からの市民の声で安倍改憲を包囲し、阻止しましょう。


「全国首長9条の会」結成のつどいへの参加とご協力のお願い
                            2019年9月27日

全国の九条の会のみなさま
 猛暑の季節も峠を越え、ようやく秋の気配も感じられるようになりました。皆様にはご健勝でお過ごしのことと推察申し上げます。
 5月18日の「憲法を守り生かす全国首長交流会」を端緒にして、「全国首長9条の会」準備会が結成されました。これまで先達として活動してこられた「東北6県市町村長九条の会連合」と、当日の参加者によって事務局を構成し、「九条の会」事務局からの参加も得て、準備作業を進めてまいりました。
 この間、参院選が7月に行われ、「市民と野党の共闘」の力で、改憲勢力を後退させ、3分の2の議席確保を阻止しましたが、安倍首相は9月11日第4次改造内閣を発足させ、その中で「改憲は自民党が強いリーダーシップを発揮していく」と強調し、9条改憲への並々ならぬ決意を述べました。まさにつば競り合いの状況に入ったと言えます。こうした新たな情勢の下で、下記の通り、「全国首長9条の会」結成総会を開催することといたしました。全国の住民ともっとも密接な行政機関の長として地方政治に携わっている首長とその経験者による「首長9条の会」の発足は、「9条を守れ」という国民多数の意思を体現し、各地、各分野で奮闘されている草の根の運動を励ますものになることは疑いありません。平和国家日本を後世に引き継いでいくために、所属や立場、信条の違いを超え、「憲法9条擁護」の一点で手を携えて、結成総会を成功させたいと考えております。
 全国各地の九条の会のみなさま、ご多忙な中とは存じますが、みなさまお一人おひとりが、この結成のつどいにご参加をいただき、私たちの活動へのご理解とご援助を心からお願いする次第です。
そして結成までの2か月間、私たちは、憲法9条を守る運動を飛躍させるにふさわしい組織として当日の結成総会に臨みたいと願っていますので、会員をさらに広げるために、皆様方のお力添えをいただければ幸いです。
            記
■ 日時 11月17日(日)午後1時30分開会
■ 会場 明治大学リバティタワー1011教室
東京都千代田区神田駿河台1-1
■ 第一部 @九条の会呼びかけ人のお話
A首長・元首長による「私と憲法」
第二部 結成総会

【全国首長九条の会呼びかけ人】
(2019年9月27日現在)
・川井 貞一 (元宮城県白石市長、東北6県市町村長九条の会連合共同代表)
・千田謙藏 (元秋田県横手市長、東北6県市町村長九条の会連合共同代表)
・鹿野文永 (元宮城県鹿島台町長、東北6県市町村長九条の会連合幹事長)
・鹿内 博  (元青森県青森市長)
・木下千代治 (元青森県大畑町長)
・伊藤正次  (元岩手県前沢町長)
・遠藤治夫  (元岩手県葛巻町長)
・内館勝則  (元岩手県川井村長)
・小南三郎  (元秋田県皆瀬村長)
・渡部 章  (元山形県高畠町長)
・大関健一  (元宮城県栗駒町長)
・山田悦郎  (元宮城県瀬峰町長)
・松村行衛  (元宮城県七ケ宿町長)
・森 久一  (元宮城県山元町長)
・伊藤 寛  (元福島県三春町長)
・村上達也  (元茨城県東海村長)
・先崎千尋  (元茨城県瓜連町長)
・都丸哲也  (元東京都保谷市長)
・保坂展人  (世田谷区長)
・吉田万三  (元東京都足立区長)
・上原公子  (元東京都国立市長)
・佐藤和雄  (元東京都小金井市長)
・矢野 裕  (元東京都狛江市長)
・松下玲子  (東京都武蔵野市長)
・田島公子  (元埼玉県越生町長)
・石井としお (元千葉県長生村長)
・倉嶋清次  (元山梨県笛吹市長)
・関口壮六  (元新潟県三和村長)
・小池清彦  (元新潟県加茂市長)
・高橋彦芳  (元長野県栄村長)
・曽我逸郎  (元長野県中川村長)
・田中勝己 (元長野県木曽福島町長)
・青柳修三  (元長野県坂北町長)
・脇しげお  (元富山県朝日町長)
・土井由三  (元富山県小杉町長)
・安念鉄夫  (元富山県砺波市長)
・橋本 健  (元滋賀県びわ町長)
・藤沢直広  (滋賀県日野町長)
・真鍋宗平  (元京都府大山崎町長)
・長尾淳三  (元大阪府東大阪市長)
・阪口善雄  (元大阪府吹田市長)
・中川智子  (兵庫県宝塚市長)
・山田兼三  (元兵庫県南光町長)
・嶋田正義  (元兵庫県福崎町長)
・長谷川稔  (元鳥取県倉吉市長)
・片山 均  (元岡山県金光町長)
・井原勝介  (元山口県岩国市長)
・田中 全  (元高知県四万十市長)
・五位塚剛  (鹿児島県曽於市長)
・大濱長照  (元沖縄県石垣市長)
・山内徳信  (元沖縄県読谷村長)
・新川清秀  (元沖縄県沖縄市長)
・稲嶺 暹  (元沖縄県名護市長)

◆連絡先:九条の会 〒101-0065 東京都千代田区西神田2−5−7 神田中央ビル303
電話03-3221-5075 fax03-3221-5076


<ブックレット>「新防衛計画大綱と憲法第9条」好評発売中

内容:1月7日に開催した九条の会事務局主催学習会「新防衛計画大綱と憲法第9条」の全記録です。

「防衛計画大綱」改定の現実とは          大内 要三
安倍9条改憲発議を阻止するたたかい      高田  健
<資料>「防衛計画大綱」(抜粋)
*B5版64ページ
*定価 400円(10部以上割引あり 〒別)
お申し込みはメールかFAXで、九条の会事務局へ


「九条の会」リーフレット

 「九条の会リーフレット」を作成しました。これまでの呼びかけ人の紹介と「九条の会アピール」に加えて、12人の世話人の紹介と一言アピールを新たに掲載しました。
 全国の地域、職場、学園の「九条の会」で、このリーフレットを積極的に活用し、「九条の会」の活動を、文字通り全ての人々に伝え、「3000万人署名」の目標を達成すると共に、新たな「九条の会」を結成するなど地域に根ざした大きな運動と世論を作り上げていきましょう。
 
〈リーフレット〉
値段 1部30円/100部以上25円/1000部以上20円
           サイズ B6(B4を4つ折りしたもの)
申込は、九条の会へ


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                                                   (編集部)


富士見町九条の会(東京都東村山市)

<10月の取組>「重慶大爆撃と日本の中国侵略」
日時:10月20日(日)午後1時〜3時
講師:内田知行さん(大東文化大学名誉教授)
場所:富士見公民館2階 第1集会室
入場無料
主催:富士見町九条の会  
連絡先:山澤(080-3154-5059)


東久留米「九条の会」(東京都東久留米市)

14周年のつどい金子勝氏講演会
日時:10月26日(土)13:40〜16:00
演題:「どう立て直す、くらしと社会」―平成経済 衰退の本質―
会場:成美教育文化会館グリーンホール(東久留米駅北口徒歩5分)
参加費:500円
主催:東久留米九条の会
連絡先:042-473-9489(鈴木)


九条の会

11・3憲法集会IN国会正門前
日時:11月3日(日)14:00〜15:30
共催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
   安倍9条改憲NO!全国市民アクション
   3・1朝鮮独立運動100周年キャンペーン


ぬまづ憲法9条の会(静岡県沼津市)

「14周年のつどい」
日時:11月3日(日)開演13時15分
会場:沼津市立図書館4階 視聴覚室ホール(定員200人)
第1部 ヴァイオリン演奏 池田敏美さん
第2部 お話「前川喜平さん大いに語る」
    講師:前川喜平さん(2017年文部科学事務次官退官)
    参加券:1.000円 参加券持参者優先入場
    会場の駐車場に駐車は困難 JR沼津駅南口・徒歩5分
主催:ぬまづ憲法9条の会
連絡先:神田健夫(055-921-7755)


調布九条の会「憲法ひろば」(東京都調布市)

第151回例会:安保法制違憲訴訟のいま
日時:11月16日(土)13:30
テーマ:安保法制違憲訴訟のいま 戦争法と裁判
お話:福田 護弁護士(安保法制違憲訴訟弁護団共同代表)
場所:調布市文化会館たづくり1002学習室
主催:調布九条の会「憲法ひろば」
連絡先:choufu9jou@yahoo.co.jp


九条科学者の会

講演会「安倍改憲のゆくえ」
共催:九条科学者の会・日本科学者会議
日時:2019年11月16日(土)14:00?17:00(開場13:30)
場所:中央大学(後楽園キャンパス)5号館5133教室(予定)
講演1 「安倍軍拡と自衛隊の現状」 纐纈 厚 さん(明治大学・政治学)
講演2 「軍拡競争が助長する自律型兵器の開発と
禁止運動の現状」 小金澤鋼一 さん(東海大学・制御工学)
資料代500円


大田たまがわ九条の会(東京都大田区)

秋の講演会「憲法9条と自衛隊」
日 時:11月16日(土)午後6時45分〜
講師:半田滋さん (東京新聞論説兼編集委員)
会場:大田区民プラザ(多摩川線下丸子駅)
参加費:700円
主催:大田たまがわ九条の会
連絡先:090-6109-6273 info_ota_tama9@yahoo.co.jp
http://ota-tamagawa9.sakura.ne.jp/2019_handa.htm


コープあいち九条の会 (愛知県名古屋市)

「死と生」を伝える味噌蔵〜豊田・桝塚味噌 岡崎海軍航空基地跡見学〜
日時:11月23日(土)13:30〜15:00
案内:野田清衛さん(桝塚味噌 無限責任社員)
集合:13時15分 桝塚味噌さんの入り口(愛知県豊田市桝塚西町南山6番地 TEL 0565-21-0028
公共交通:愛知環状鉄道『北野桝塚』下車 徒歩3分
車:当日駐車場の案内をいたします。 ※参加者には交通案内をお届けします。
参加費:500円(中学生以上)
雨天時決行
申し込み:コープあいち九条の会(コープあいち労働組合内 担当:野々山)
主催:コープあいち九条の会
連絡先пF052-703-3019 fax:052-703-5173  メール:DNonoyam@tcoop.or.jp  


編集後記

本号には九条の会からのアピールと首長9条の会結成の御案内を掲載しました。(T)