事務局より


九条の会アピール〜安倍改憲NO!の3000万署名を達成し、5月3日に全国津々浦々で総決起を!

 3000万署名を中心とした市民の頑張り、野党の奮闘によって、自民党は2018年の通常国会でも臨時国会でも、改憲発議はおろか自民党改憲案の審議にすら入れませんでした。けれども、安倍首相は改憲をあきらめてはいません。去る2月10日の自民党大会において挨拶にたった安倍首相は「9条に自衛隊を明記して違憲論争に終止符を打とう」と改憲の決意を改めて表明するとともに、その焦点があくまで9条にあることを強調しました。九条の会、市民アクションをはじめとする市民の草の根のとりくみに対抗し、改憲発議・国民投票を見据えて、自民党は289の全小選挙区で改憲推進本部の設立を急がせています。
 安倍政権は、同時に、9条改憲を先取りする実質的な憲法破壊を強引に推し進めています。昨年12月、安倍政権は、13年の改訂以後5年しかたっていない「防衛計画の大綱」の再改訂に踏みきりました。新大綱は、「専守防衛」を堅持するといいながら、「これまでに直面したことのない安全保障環境の現実」を口実に、「従来の延長線上ではない」「従来とは抜本的に異なる速度で」軍事力強化を図るとくり返し、事実上他国に侵攻できる軍隊化を進める方向を打ち出しました。それは、15年日米ガイドライン、戦争法を具体化し、日米同盟を「インド太平洋地域、さらには国際社会の平和と安定、繁栄に大きな役割」を果たすよう拡張・強化しようというアメリカの戦略に呼応するものです。沖縄県民の度重なる声を無視して辺野古新基地建設を強行し、また南西諸島への自衛隊配備を急ぐのも、アメリカの新戦略に呼応したものです。
 安倍政権のめざす9条改憲は、こうした軍事化の前に立ちはだかる憲法上の障害を取り除き、軍事大国化をいっそう加速させようという企てに他なりません。こうして、2019年は、憲法をめぐる正念場の年となりました。
 9条改憲を強行するために、安倍自民党は、19年通常国会で自党の改憲案を提示し改憲発議に持ち込むことを狙っており、それが間に合わないときにも、参院選で再び改憲勢力3分の2の議席を確保して、何が何でも改憲発議、国民投票を強行しようとねらっています。
 しかし、こうした安倍自民党の改憲の企みを阻むことは可能です。通常国会での改憲発議を絶対に許さない、そして参院選で改憲勢力3分の2を許さないことで、安倍改憲に終止符を打つことができます。それには、発議を許さず選挙で改憲勢力を打ち破る立憲野党の共闘と頑張り、9条改憲は絶対に許さないという市民の運動、この2つの力が不可欠です。
 九条の会も参加して取り組んでいる3000万署名をなんとしても成功させましょう。全ての地域、職場、学園で改めて目標を再確認し、地域に入ってさらに多くの市民に声をあげてもらいましょう。
 19年5月3日の前後には、すでに各地で憲法集会が企画されています。今年の5月3日を、市民がこぞって署名を持ち寄り、安倍改憲NO!の声をあげる総決起の日にしようではありませんか。
                   2019年2月22日 九条の会


ひきつづき頑張ろう! 安倍改憲発議阻止をめざして、さらなる対話運動で、3000万人達成に進もう! 改憲発議をかならず阻止しよう! 3000万人署名は継続します。                   九条の会事務局


<新刊ブックレット>「新防衛計画大綱と憲法第9条」好評発売中

内容:1月7日に開催した九条の会事務局主催学習会「新防衛計画大綱と憲法第9条」の全記録です。

ごあいさつ                    小森 陽一
「防衛計画大綱」改定の現実とは          大内 要三
安倍9条改憲発議を阻止するたたかい        高田  健
ブックレット発行のあとがき            小沢 隆一
<資料>「防衛計画大綱」(抜粋)

*B5版64ページ
*定価 400円(10部以上割引あり 〒別)
お申し込みはメールかFAXで、九条の会事務局へ


全国各地で従来の規模を上回る5・3憲法記念日の全国統一行動を

首都圏
5月3日(金・休) am11:00〜 
平和といのちと人権を!5・3憲法集会−許すな!安倍改憲発議− 
場所:有明防災公園(東京臨海広域防災公園) 
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
    5・3憲法集会実行委員会


全国の「九条の会」のみなさんへお願い
― 新しい「九条の会」リーフレット発行にあたって ―

 新しく「九条の会リーフレット」を作成しました。これまでの呼びかけ人の紹介と「九条の会アピール」に加えて、12人の世話人の紹介と一言アピールを新たに掲載しました。
全国の地域、職場、学園の「九条の会」で、このリーフレットを積極的に活用し、「九条の会」の活動を、文字通り全ての人々に伝え、「3000万人署名」の目標を達成すると共に、新たな「九条の会」を結成するなど地域に根ざした大きな運動と世論を作り上げていきましょう。

〈新リーフレット〉
値 段 1部30円/100部以上25円/1000部以上20円
サイズ B6(B4を4つ折りしたもの)
申込は、九条の会へ(Eメールmail@9jounokai.jp


サイトのトップページ【http://www.9-jo.jp/】上部に「メルマガ登録」「解除」ボタンを設定しております。ここからご自分で簡単に登録できますので、会員のみなさんに読者登録をおススメください。

 メルマガを安倍9条改憲発議阻止の運動に活用してください。
各地の催し物案内や活動報告の記事をお寄せください。

各地から(全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!)

催し案内や活動報告の掲載原稿を募集しています。本欄に掲載希望の方はmag@9jounokai.jpに投稿して下さい。掲載は原則として「九条の会」関係の催しに限り、1行事1回掲載とします。このメルマガは毎月10日、25日発行です。投稿される方は発行日の5日前までにお願い致します。原稿はチラシなどの添付ではなく、掲載形式でデータを作ってお送りください。編集に際して若干、手を加える場合があります。
                                                   (編集部)


宮城マスコミ九条の会(宮城県)

講演会:国民投票とマスコミ・広告代理店
日時:3月16日(土)13:30〜16:00
会場:仙台弁護士会館4F
講師:本間 龍さん(元「博報堂」社員、著述業)
演題:広告が「憲法」を殺す日!
主催:マスコミを語る市民の会・宮城/宮城マスコミ九条の会
連絡:相原 090-9530-8558/橋 080-6010-3022(参加:無料)


富士見町九条の会(東京都東村山市)

<3月例会>「日韓関係を考える」 ビデオ上映と討論会
日時:3月17日(日)午後1時30分〜3時
場所:富士見図書館2階・集会室
主催:富士見町九条の会  
連絡先:山澤(080-3154-5059)


芦屋「九条の会」(兵庫県芦屋市)

「沖縄スパイ戦史」上映会&三上智恵監督のトーク
日時:3月30日(土)10:30〜
1回目上映:10:30〜(開場10:00)
三上監督トーク:13:00〜14:00
2回目上映:14:30〜
会場:上宮川文化センター3Fホール(芦屋市上宮川町10−5)
参加費:1000円(事前申込800円) (大学生以下・障がい者無料)
託児あり(3月23日までに申込。保育料300円)
主催:芦屋「九条の会」 
共催:コープ自然派兵庫
問合・申込:090-7118-2312(片岡)
   http://ashiya9.web.fc9.com/ 


千住九条の会(東京都足立区)

中野晃一氏講演会
日時:4月21日(日)15時〜
会場:千住介護福祉専門学校5階講堂(北千住駅西口徒歩10分)
講師:中野晃一氏(立憲デモクラシーの会、市民連合、上智大学教授)
ゲストスピーカー:元山仁士郎氏(辺野古県民投票の会代表)
参加費:500円
主催:千住九条の会
協賛:東京民医連東部・東葛ブロック
連絡先:090-6953-7144(中田)


編集後記〜与党が狙う憲法審の再始動を止めよう

先ごろ、自民・公明・維新の会などは、衆院憲法審査会アの与党側阿野幹事懇談会をひらき、憲法審の3月中再始動を申し合わせた。自民党などはあわよくばこれを自民党改憲案の「提示」と改憲論議、改憲案の「発議」へともっていくことを企てている。新藤義孝・与党筆頭幹事は「政局を離れて、国家・国民のための議論を深める使命を果たしたい」などと語っているが、経済統計偽装などで政府の責任が厳しく追及されている国会だ。この激突する政局の中で、これから離れて憲法審査会を再始動するなど、ゆるされるものではない。多数の世論はいま改憲論議をすることを要求してはいない。安倍改憲のための憲法審再始動に反対しよう。(T)