「9条、そして沖縄問題の焦点を学ぶ」〜事務局主催の学習会ひらく

 九条の会事務局は6月9日、「九条の会発足8周年学習会 9条をめぐる動きは、いま」を開き、会場い
っぱいの250人が参加しました。ご協力、有り難うございました。 学習会では、浦田一郎さん、明田川融さんのお二人が講演、参加者からの質問に答えました。講演の大要は「九条の会ニュース」159号に掲載されています。 http://www.9-jo.jp/news_list/index.html


九条の会講演会は9月29日(土)13時(開場12時)〜16時

会場:東京・日比谷公会堂
講師:九条の会呼びかけ人、ほか
参加費:前売り1000円 当日1500円
参加申し込み受付期間:8月15日〜9月14日(申し込み開始までお待ち下さい。ただし、定員に達した場合はその時点で締め切ります)
参加申し込み方法は8月10日号のメルマガで告知します。
主催:九条の会


「第4回九条の会全国交流集会報告集」およびDVD「第4回九条の会全国交流集会全体会の記録」普及にご協力下さい。好評です

 3・11と憲法審査会の始動という情勢の中にあって、よびかけ人のみなさんの問題意識の発露と、全国各地の九条の会のたゆみない、力強い活動の生き生きした報告が掲載されており、好評を得ています。ぜひ広めて頂きたい冊子とDVDです。

☆「第4回九条の会全国交流集会報告集」B5判64頁  頒価500円(送料別)
  (10部〜×0.9  30部〜×0.8  100部〜×0.7  いずれも送料別)
内容
《全体会=よびかけ人あいさつ》憲法文化と「フクシマ」…大江健三郎/新しい取り組みに向けて…奥平康弘/世直しのとき…澤地久枝
《全体会=各地・各界からの報告》岐阜=つけち九条の会…野村正治/宮城=女川九条の会…高野博/福島=福島県九条の会…真木實彦/大阪=大阪宗教者ネットワーク…立石泰雄/群馬=前橋5中地区9条の会… 桑原新一
《特別分散会報告》沖縄=大宜味村「憲法九条を守る会」…平良啓子/宮城=山元町九条の会・憲法九条を守る首長の会…森久一/福島=小高九条の会…中里範忠/佐賀=唐津・東松浦地区日本国憲法九条の会…坂本洋/富山=水橋九条の会…岡田美乃利/愛知=憲法9条をまもる瀬戸の会…田中詔子/東京=井の頭沿線九条の会・永福…伊藤幸世/東京=ICU9条の会… 嶋田拓郎
《分散会・分科会のまとめの報告》
《まとめと訴え》小森陽一
《感想文から》
《資料》九条の会 草の根の組織状況

☆DVD「第4回九条の会全国交流集会 全体会の記録
映写時間 130分 頒価1500円(送料別)


ブックレット「加藤周一が語る」をまだお読みでない方に〜重版できました

「見逃してならないのは、やはりなし崩しということ。変化が小さいから見逃していいのではなくて、小さい変化にこそ注意すべきだと私は思います」――憲法審査会が始動し、非常事態のために憲法「改正」が必要とまことしやかに主張されるいまこそ、2008年12月に亡くなられた加藤周一さんが最晩年に語られた言葉を心に刻み、意思表明していきたいものです。
朝日カルチャーセンターでの2回の対談が収められています。しばらく在庫を切らしていましたが、ご要望により重版できました。まだお読みでない方はぜひどうぞ。
■ブックレット「加藤周一が語る」/聞き手:小森陽一(東京大学教授・九条の会事務局長)
○憲法9条から日本と世界を考える(2007年12月1日)
○戦争は、どのようにして始まるのか(2008年4月26日)
A5判56ページ 300円・送料別途 10冊以上1冊250円


「九条の会」リーフレットは、いま2種類あります

長らく色モザイクの9の表紙デザインで親しまれてきた「憲法9条、未来をひらく」のリーフレットのほかに、元気よく9の字を描いて跳ねる龍がデザインされた「憲法9条、明日をつむぐ」ができて、現在2種類をご注文に応じて発送しています。
どちらも、「九条の会」アピール、第9条の条文、「九条の会とは」の解説のほか、9人のよびかけ人の顔写真とメッセージを収録しています。表紙は九条の会ホームページに掲載しています。いずれをご希望か、明記してお申し込みください。
B6判(B4判4つ折) 1部10円(送料別途)
申し込みは事務局へメールか、FAX03-3221-5076、電話03-3221-5075で。


<未来世代にのこすもの 私たちは何を「決意」したか――九条の会講演会>のDVD、好評発売中です

 2011年6月4日に東京・日比谷公会堂で開かれた九条の会講演会での講演を収録したDVDです。
二重被爆者の「もてあそばれたような気がする」という現実認識を戦後の出発点にすべきだったと鶴見俊輔さん。澤地久枝さんは3月11日の大地震の後、炊飯器いっぱいのご飯を炊いておむすびを作った、それは無垢の幼きものにひもじい思いをさせたくなかったから。災害救助になぜ迷彩服か――我が物顔で出動する自衛隊と憲法9条の関係をシビアに問う奥平康弘さん。1999年に「小説家の想像にすぎない、といわれることは承知で、私は次の世紀の最初の4分の1に、この国で起りうる大きい原発事故のことを考えずにはいられません」と述べた大江健三郎さんが、まさに子どもらが放射能の脅威にさらされているいま語る、「決意」への思い。
2000人の聴衆を前に4者4様に「3.11」後の展望を語りかけるDVDは、ひとりでも多くの方に聞いていただきたい内容です。全150分で1500円(税込・送料160円)。
九条の会事務局に、メール、FAX03-3221-5076、電話03-3221-5075でお申し込みください。


憲法セミナーブックレット

2006年11月から始まり、現在第10回まで開催された憲法セミナーはブックレットになっています。毎回の講演と参加者の質問への応答が収録されています。
各冊300円、同じブックレットを10冊以上お申し込みの場合は1冊あたり250円(いずれも税込・送料別途
)になります。ただし第1回と第2回は品切れで、コピーを200円でおわけしています。
九条の会事務局に、メール、FAX03-3221-5076、電話03-3221-5075でお申し込みください。

■第1回 アジアの平和を九条の心で
◇加藤周一/憲法セミナー開催にあたって 
◇澤地久枝/志が重なり合って力となる 
◇辻井喬/将来を若者に託すにあたっての処方箋 

■第2回 国際紛争の解決は九条の心で
◇小田実/「小さな人間」の行動が世界をつくる 
◇伊勢ア賢治/憲法9条と日本の平和貢献 

■第3回 いま語る 九条の心
◇鶴見俊輔/自分という根拠に立って
◇有馬ョ底/ブッダの教えと憲法九条

■第4回 戦争をする国にさせない
◇池田香代子/私たちの夢に「国家」はいらない
◇奥平康弘/蹴られてきたボールは蹴り返そう

■第5回 九条で平和をつくる――メディア報道と憲法問題
◇明珍美紀/平和をつくるネットワークを
◇井上ひさし/ひとの都合では死なない

■第6回 人間らしく生きる――憲法第九条と二五条
◇暉峻淑子/どうしてイラクの子どもが殺されなければいけないのか
◇湯浅/貧困問題と憲法九条
◇大江健三郎/憲法に希望を託して

■第7回 憲法九条の輝きを日本に世界に
◇アーサー・ビナード/アメリカはだれだ? 日本はどこへ?
◇澤地久枝/未来を決めるのは「市民」

■第8回 憲法九条と戦争の記憶
◇加藤多一/北海道で考える私・反戦のこころ
◇大江健三郎/加藤周一さんと意志的に生きること

■第9回 憲法9条が生きる日本に
◇渡辺治/民主党政権と憲法の行方
◇大江健三郎/民主主義の後退を見逃してはいないか

■第10回 核のない平和な世界と憲法9条
◇平岡 敬/核廃絶と創り出す平和 
◇高遠菜穂子/命に国境はない―イラク戦争とは何だったのか?

各地から(全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!)

 掲載原稿を募集しています。本欄に掲載希望の方はmag@9jounokai.jpに投稿して
下さい。掲載は原則として「九条の会」関係の催しに限り、1行事1回掲載としま
す。このメルマガは毎月10日、25日発行です。投稿される方は発行日の5日前ま
でにお願い致します。原稿はできるだけチラシなどの添付ではなく、掲 載形式でデ
ータを作ってお送りください。編集に際して若干、手を加える場合があります。
                                          (編集部)


九条の会東京連絡会(東京都)

東京の九条の会・大交流会「憲法を日本のチカラに!」
とき:7月1日(日)午前10時〜
◎午前10時〜12時
全体会
1 歌:制服向上委員会 「ダッ!ダッ!脱・原発」ほか
2 講演:渡辺 治さん(九条の会事務局、一橋大学名誉教授)
「憲法を日本のチカラに!」
◎午後1時〜4時
分散会(10教室)
渡辺治さんの講演を受けての語り合い〜いま憲法第九条を守る国民の力を急いで強めるとき
分科会(10教室)
1 若者・高校生ー伊藤 真さんと語ろう(法学館憲法研究所・東京高校生平和ゼミナール連絡会)
2 教科書・こどもの教育を考える(大田)
3 九条の会の日常活動(かなまち)
4 次世代への継承(法大OB)
5 新しいメディアと九条(マスコミ)
6 伊藤千尋さんと語ろう「9条を世界へ」(シネ・フロント読者)
7 東アジア共同体と内外情勢(下町人間天狗講)
8 いま沖縄を考える(みなみ野)
9 橋下ファシズムを考える(中央区)
10 横田基地撤去へ(福生、あきる野)
◎ブース出店(3教室)
お弁当、コーヒー、クッキーなどの飲食店、
9条バッジ、スプーンなどの物品販売、
パネル、ポスター、パンフレットなど活動展示ブース、などなど多数。
ところ:正則高等学校
資料代:1000円
主催:九条の会東京連絡会
TEL:03-3518-4866/FAX:03-3518-4867/メール:mail@9jo-tokyo.jp


津山九条の会(岡山県津山市)

第15回よもやま話の会「朝日茂さんの思い出」
日時:7月7日(土)午後2時〜4時
講師:染山朝子さん(美咲町町議会議員、元国立岡山療養所看護師)
会場:津山総合福祉会館総合相談室(津山市役所東隣)
主催:津山九条の会
お問い合わせ先:0868−54−3636(平島正司)


鳥取市「9条の会」(鳥取県鳥取市)

結成6周年記念講演会「憲法と原発訴訟」
日時:7月7日(土)13:30〜16:00
会場:鳥取市福祉文化会館2階会議室(鳥取市西町・わらべ館斜め前)
講師:中村英樹(鳥取大学准教授)
資料代:300円
なお、会場で結成5周年記念誌(活動の記録と市民などからのメッセージ収録)を千円で頒布します。
主催:鳥取市「9条の会」
連絡先:(小橋)携帯電話090−9501−6789


九条の会・はつかいち(広島県廿日市市)

緊急集会「ちょっと待った!改憲ありきの憲法審査会」
日時:7月14日(土)14:00〜16:30
場所:廿日市市商工保健会館交流プラザ
講演:高田健さん(九条の会事務局、許すな!憲法改悪・市民連絡会)
参加費:1000円(障がい者、学生無料)
主催:九条の会・はつかいち
共催:広島県九条の会ネットワーク、第九条の会ヒロシマ 


あいち九条の会(愛知県)

九条のこころを未来につなぐ県民のつどい〜池辺晋一郎とともに平和をうたう
日時:7月14日(土)午後1時半開会(開場午後1時)
第1部:愛知学泉大学オーケストラ ドボルザーク「新世界より」他
講演「憲法をめぐる情勢と私たちの課題」本秀紀(名古屋大学教授)
第2部:対談 池辺晋一郎&本秀紀
合唱「PEACE9合唱団in西三河」 指揮 池辺晋一郎
会場:刈谷市総合文化センター大ホール
参加費:999円(一般)、500円(障がい者・高校生以下)
共催:「九条のこころを未来につなぐ県民のつどい」
    西三河実行委員会
    あいち九条の会
後援:中日新聞社、刈谷市教育委員会、知立市教育委員会、みよし市、みよし市教育委員会
問い合わせ:実行委員会事務局090−8488−7959(鈴木)


こうのだい九条の会(千葉県市川市)

<結成4周年のつどい>子どもたちの未来と命をまもるために、いま原発と憲法を考える
日時:7月15日(日)午後2時30分より 
会場:市川市西部公民館
講師:内藤牧師(日本福音ルーテル教会稔台教会・浜岡原発を考える静岡ネットワーク役員)
参加費:無料
主催:こうのだい九条の会
連絡先:(遠山)047(372)8486


大田区職員九条の会(東京都大田区)

講演会「再び動き出した改憲論〜大震災後の今なぜ〜」
日時:7月19日(木)午後6時30分〜
講師:高田健氏(許すな!憲法改悪・市民連絡会)
場所:大田区立消費者生活センター大集会室
参加無料
主催:大田区職員九条の会


9条の会杉並連絡会(東京都杉並区)

シリーズNO3 憲法から考える〜核密約スクープ記者が明かす「密約の真相と秘密保全法」
日時:7月21日(土)13:30〜16:30
場所:東京土建杉並会館3階ホール
講師:西山太吉さん(元毎日新聞記者、TVドラマ「運命の人」モデル)
主催:9条の会杉並連絡会
問合せ:メールokimi924@yahoo.co.jp 電話03−3396−3997 


愛知宗教者九条の会(愛知県)

学習会「沖縄で憲法を考える」
日時:7月21日(土)13:30〜
講師:小林武氏(沖縄大学客員教授)
会場:名古屋・東別院会館萩の間(真宗大谷派名古屋別院)地下鉄名城線東別院駅より徒歩5分
主催:愛知宗教者九条の会


法政大学同窓生9条の会(東京都千代田区)

9条を守る法政大学同窓生のつどい〜地球人的な視点で9条と25条を捉える〜
とき:7月28日(土)13:00〜19:00
ところ:法政大学市ヶ谷校舎・田町校舎
お話:岡野内正法政大学社会学部教授
特別企画:校舎内外フィールドワーク『あのころ(1960年代後半〜70年代)を訪ねて』・交流会あり
主催:法政大学文学部・社会学部同窓生有志9条の会
連絡先:黄木修悦、пEfax047−485-0420 Eメール syu020629@nifty.com


南アルプス市九条の会(山梨県南アルプス市)

大空襲・原発と憲法九条〜語り継ぐ平和への想い〜早乙女勝元さん講演会
日時:8月4日(土)午後2時開会(開場1時30分)
会場:桃源文化会館桃花の間
参加費:300円
主催:南アルプス市九条の会
後援:南アルプス市、南アルプス市教育委員会、テレビ山梨、読売新聞甲府支局
連絡先:055−282−3298(小笠原)


活動報告〜九条の会・たじみ(岐阜県多治見市〜7周年平和への集い

九条の会・たじみは7周年企画として6月9日、品川正治さんを講師に迎えて「戦争、人間、そして憲法九
条」の講演会を開催しました。品川さんのおちついた心に響く話に、平和を守る私たちの責任の重さを確認する集いとなりました。


活動報告〜全国全県で市町村長九条の会を作りましょう!東北の市町村長九条の会からの呼びかけ

 今年の5月19日(土)12時半から16時半まで、第2回東北地区九条の会ブロック交流会が開催されました。200名が参加。渡辺治先生の講演「改憲を巡る当面の情勢」、真木實彦福島県九条の会の事務局長の講演「福島原発災害の現局面」で改憲情勢と原発事故のその後を勉強。さらに東北六県から一つずつ九条の会の報告を受けました。
中心テーマは、@改憲策動にどう立ち向かうか? A福島原発事故と原発への対応 B大震災からの復興・再生 CTPP・消費税・沖縄などでした。
16時半から18時半まで、第2回憲法九条を守る東北地区市町村長の会交流会が開催されました。6県から市町村長経験者11名(岩手は代理)、実務者14名、合計25名が集まりました。
全国の九条の会に「市町村長九条の会を作りましょう」と訴えることにしました。以下、交流会で話し合った内容です。

 東北六県の全県に、市町村長九条の会を作ることを確認し合いました。
1.今年5月に青森県・市町村長の会が誕生、東北地方では秋田・宮城と合わせて三つの県に誕生しました。
2.岩手県も準備が進んでいます。福島県と山形県でも準備に入っています。
3.来年の第3回交流会までに東北の全県にできることを目指します。

 市町村長九条の会を全国に広げましょう。
1.全国に既にある市町村長九条の会と連絡を取り合い、交流しよう。
2.まだ結成されていない全国の県に結成を呼びかけましょう。結成のために東北がやれることは協力しよう。
3.今回採択した「アピール」を他県の「市町村長九条の会」に送り、読んでいただこう。
4.「アピール」は東北地方六県の知事・市町村長に送り、九条を守り、原発の再稼働を阻止する力としよう。 すでに作られている県は連絡をいただけませんか?
そして交流しましょう。
下記のいずれかにご連絡ください。
福島県九条の会 事務局長真木實彦・事務局菅田俊雄
 電話024-522-5334     
 メール sm-maki@nifty.com(真木實彦) 
      sugata363@ybb.ne.jp(菅田俊雄)
場所 〒960-8106 福島市宮町3-14 労金ビル4F
憲法九条をまもる首長の会
 事務局長河相一成
 事務局池上武 電話22-728-8812 メール info @9jou.jp
場所 〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-45  フォレスト仙台5F

なお、第2回交流会で採択したアピールは下記の通りです。九条と原発に関係する首相、その他関係閣僚、各政党、東北六県の現職知事・市町村長に送付する準備を進めています。

  憲法九条を守る東北地区市町村長の会交流会アピール
                    
日本の全国民の皆さん、都道府県知事・市区町村長の現職の皆さん、元職の皆さん
私たちは、政党政派にとらわれず、人類の宝・平和憲法九条を守り生かすために、「九条を守り生かす心は一つ」、「一人の百歩より百人の一歩」を合言葉に、活動を続けてきました。
私たちは、地方自治の確立こそ21世紀の国づくりの要であると信じ、市町村民の福祉の向上と市町村の発展に努力してまいりました。福祉の向上、市町村民の安心・安全を願う市町村運営こそ憲法九条はじめ二十五条などを生かす行政の真髄であります。私たちはこれを脅かすものに身命を賭して、敢然と立ち向かってまいりました。
市町村民の安全・安心を脅かす最大のものは、戦争です。
私たちは、市町村民が戦火に巻き込まれ、戦争に駆り立てられることがないように、憲法九条を守り生か
すことを決意し、このための活動を全身全霊で進めてきました。万一戦時体制となれば、地方自治は無視されます。このような事態をひき起こしてはなりません。
しかし現在は、「改憲」のための「国民投票法」が昨年施行され、いまや衆参両院に憲法審査会が発足し、いくつかの政党が憲法案を発表し、九条改憲の新たな動きが始まっています。
私たちは、今こそ九条を守り生かす活動を、なお一層強化しなければなりません。
昨年の3・11東日本大震災は東北地方を直撃し、夥しい被害をもたらしました。さらに原発事故は故郷の
街や田畑と山河を汚染し、市町村民に見知らぬところへの避難を強いてきました。この苦しみはあの戦争による惨状と重なり合います。
それを乗り越え、この復旧・復興にあたっては地方自治体や住民の意向にそった対応であることを強く望
み、また実践を求めるものであります。
また、原発を「潜在的核抑止力である」とする意見を聞くに及んで、原発の存続と憲法九条の「改憲」は、その根っこがひとつではないか、と考えますがいかがでしょうか。
3・11発災以来、人類の宝・憲法九条を守り生かす活動は新たな段階に入り、原発をはじめ日本国民の平
和的生存権を侵すさまざまな問題と正面から向き合い、地方自治の確立をいっそう進めるときにあると考えます。
私たちは、東北地区市町村長九条の会交流会を福島の地で開催し、全国7000を超える「九条の会」と手を携え、人類の宝・憲法九条を守り生かす活動を展開することを誓いました。
憲法九条の理念を高く掲げ、これを守り生かすことが日本国民に課せられた歴史的使命であることを誇りとし、この活動に参加されることを心から呼びかけます。

2012年5月19日   福島にて
 青森県・市町村長九条の会
  代表 木下千代治(元大畑町長)
 地方自治に憲法九条・二十五条を活かす岩手県市町村長の会・準備会
  発起人 熊坂義裕(前宮古市長) 
 憲法九条を守る秋田県市町村長の会
  呼びかけ人代表 千田謙蔵(元横手市長)
 憲法九条を守る首長の会
  会長 川井貞一(元白石市長) 副会長 鹿野文永(元鹿島台町長)
  狩野猛夫(元松山町長) 森久一(元山元町長) 松村行衛(元七ヶ宿町長) 
 山形県首長の会準備会
  安部三十郎(米沢市長) 菅原與喜夫(元遊佐町長)
 福島県市町村長九条の会準備会
  伊藤寛(元三春町長) 大橋芳啓(元霊山町長) 樋口光雄(元保原町長) 佐藤力(国見町長)


編集後記〜原子力と「安全保障」(軍事目的)

今回、原子力規制委員会設置法の附則で、原子力基本法の『民主・自主・公開』の「平和三原則」を骨抜きにし、「目的」に、「安全保障に資する」という文言を忍び込ませる、というとんでもない改悪が行われま
した。このところ、マスメディアでは「決められる政治」なるフレーズを使った政治批判が流行しています
。この批判は愚の骨頂です。会期末のどさくさに紛れてこのような重大なことが、ろくに審議もされず、報
道もされないままに「決められ」ました。これでは議会政治の自殺行為です。(T)