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大江健三郎、小田実、井上ひさし、加藤周一、澤地久枝、三木睦子、鶴見俊輔、奥平康弘、梅原猛

「九条の会」メールマガジン記事の詳細 (第30号)
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☆☆☆ 「九条の会」メルマガ詳細版   2007年7月25日 第30号 ☆☆☆
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憲法9条、未来をひらく
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「九条の会」憲法セミナーブックレットB発行のお知らせ
「いま語る 九条の心」

2007317日に京都・立命館大学以学館ホールで行われた「九条の会」憲法セミナーの内容を収録したものです。

556ページ 頒価300円 (10冊以上250円 50冊以上200) 送料別途

81日発行・申込み受付中 お申し込みはFAXかメールで「九条の会」事務局へ。

○内容

☆自分という根拠に立って   鶴見俊輔(「九条の会」呼びかけ人 哲学者)  

 自叙伝は書かないが/開戦前の米国で/日米開戦をめぐる3人の見解/私はなぜ開戦を予測したか/シュレジンガーと途中点/開戦・拘束・連行/19歳にとっての留置場/獄中の格闘家のマナーと米国/交換船に乗るか乗らないか/カリエスでも合格/毎日新聞を一人で作る/「わが心のよくて、殺さぬにはあらず」/哲学者として逃れられない命題/戦争裁判では解決しない/「私は殺した、殺すのは悪い」/2人の米国人と全体主義の道/「不良少年の一分」で

☆ブッダの教えと憲法九条   有馬ョ底(宗教者「九条の会」呼びかけ人 臨済宗相国寺派管長)  

はじめに――京都新景観条例をことほぐ/三八式歩兵銃――12歳にとっての戦争/両親の離婚と仏縁―― 一休さんのような人に/生死事大――生と死の間はすべて幻/天上天下唯我独尊――生命の誕生と人間宣言/四苦八苦――無垢の心を濁す煩悩/戒律・禅・智慧――目覚めた人を目指そう/山川草木悉皆成仏――光り輝く生命を奪ってはならない/憲法9条と世界――戦争への道を開いてはならない/南泉斬猫――争いの根源はどこに/世界で日本で――9条を語り合いましょう


「『九条の会』第4回憲法セミナーin盛岡」を開催します(既報)

タイトル:戦争をする国にさせない

日時:9月29日(土)13:30〜16:30

お話:奥平康弘(九条の会呼びかけ人・憲法研究者)

池田香代子(九条の会講師団・翻訳家)

会場:盛岡市勤労福祉会館http://www.moriokaisc.jp/05sien/03fukushikaikan.html

参加費:1000円

参加:要、事前申し込み(申し込みは「九条の会」事務局にFAX、またはメールで住所、電話番号、お名前、申し込み数などを書いて御連絡ください。お申し込みが定員を超えた場合はお断りすることがあります)

  ※セミナーの案内のチラシが出来ました。事務局にありますので、必要な方は御連絡ください。また、お知り合いにご紹介ください。

主催:九条の会 FAX03−3221−5076  メールmail@9jounokai.jp


好評新刊!「九条の会」憲法セミナー・ブックレットA発行のお知らせ(既報)

タイトル:『国際紛争の解決は9条の心で』  小田 実   伊勢ア賢治

発行=九条の会  A5判62ページ 

頒価300円(〒別)10冊以上250円(同) 50冊以上200円(同) 

3月10日、静岡市で開かれた「九条の会」憲法セミナーの記録です。お申し込みは、なるべくFAXかメールで「九条の会」事務局へ。


第2回全国交流集会に向け実行委員会発足/交流集会の大綱を確認(既報)  

 「九条の会」は11月24日に第2回全国交流集会を開きます。その成功をめざす実行委員会が6月11日発足しました。

会議では、事務局から第2回交流集会の実施要綱の提案を受けて討議、そのなかではこの1年余の運動の交流を踏まえながら、分散会の持ち方や参加者にあらかじめレポートの提出を求めることなど、今年の集会の持ち方について意見を出し合い、以下の大綱を確認するとともに、今後さらに論議を深めていくこととしました。

九条の会事務局では、同時に、昨年、全国から交流集会に参加した方の意見、さらには全国各地でおこなわれている県・地域レベルの交流会で活かされたアイディアなど、全国の皆さんからも提案を募集し、次回以降の実行委員会で検討し、交流集会をさらに豊かなものにしていきたいと考えています。メール、FAX、お手紙等で積極的にご意見をお寄せください。

◇日時 11月24日(土) 午前10時30分〜午後4時15分

◇会場 日本教育会館

◇日程の概要

1030 全体会(呼びかけ人あいさつ、各地・各界からの報告)

  1200 休憩・昼食

  1300 分散会討論

  1530 全体会議(分散会報告、「九条の会」からの訴え)

◇参加資格 地域・分野・職場・学園などの「会」の代表

(以上、「九条の会」ニュース第88,89号より)


ひらかた九条の会 (大阪府)

講演と文化の夕べ2007

日時:8月4日(土)午後6時〜8時

場所:枚方市民会館大ホール

内容:@合唱朗読構成 「紫禁草物語」 演奏:関西紫禁草合唱団・鳴尾牧子さん(二胡)

   A講演 澤地久枝さん(九条の会よびかけ人・作家)

参加費:1,000円(18歳以下300円)

主催:ひらかた九条の会(問い合わせ先)0728436210

後援:枚方市教育委員会

 

 


東京保健生協9条の会

夏のつどい「平和のシンフォニー」

日時:8月4日(土)14:30開演(開場14:00)

映画:火垂るの墓

講演:柳沢 遊(慶應義塾大学教授)「国民のくらしと憲法」

うた:橋本のぶよ「千の風になって〜」ほか

会場:みらい座いけぶくろ(旧豊島公会堂)

チケット代:500円(チケット申し込み先・東京保健生協9条の会事務局 浜田・木村)

      TEL03−3947−7018 FAX03−3944−1326

主催:東京保健生協9条の会


九条の会 掛川

憲法施行60周年記念 小森陽一氏講演会「平和って何だろう?」

日時:8月5日(日)14:00開演(13:30開場)

講演:小森陽一(九条の会事務局長 東京大学大学院教授)

会場:22世紀の丘公園コミュニティーセンターたまり〜な(掛川駅から送迎バスあり)

参加費:500円

主催:九条の会 掛川 お問い合わせ0537−22−3577(坂部)
               
  0537−27−1062(小野)


小田原梅の里・九条の会(神奈川県)

梅の里平和夏まつり

日時:8月5日(日)13:30〜

行事:お楽しみ/平和展/フリーマーケット/紙芝居/お寺の鐘たたき

会場:千代・本立寺(小雨決行)

主催:小田原梅の里・九条の会 TEL(42)1272(富田)

 

 

 


憲法9条を考える鶴ヶ島の会(埼玉県)

憲法講座(078月開講、計3回)

日時:@824日(金)A921日(金)B1019日(金)各回とも午後7時00分〜9時00分

@憲法とはなにか〜日本国憲法ができるまで〜講師・秋山誠弁護士

A憲法と平和〜9条を考えよう〜講師・山崎徹弁護士

Bいま、なぜ憲法改正か?〜講師・渡邊祐樹弁護士

場所:鶴ヶ島市女性センターハーモニー第2講習室

会費:3回で1000

主催:憲法9条を考える鶴ヶ島の会

後援:鶴ヶ島市・鶴ヶ島市教育委員会

申し込み・連絡先 電話・FAX石川049-271-5188 田部井049-285-7207


九条の会・中野と東京土建中野支部九条の会(東京都)

「日本の青空」自主上映を成功させる中野区民納涼のつどい

日時:2007年8月1日(水)18時30分から

場所:東京土建中野支部会館 東京都中野区松が丘1-8-4 ※西武新宿線新井薬師前駅から→中野通り出て右へ、徒歩5

内容:実行委員会発会式と大澤豊監督のお話(映画「日本の青空」作成秘話、上映にあたっての懇談等)

参加費:500円(缶ビール、ソフトドリンク、おつまみ等で楽しいひと時を)

問い合わせ:実行委員会事務局 03-3388-5441(東京土建 中野支部内)


みき九条の会準備会(兵庫県)

「日本の青空」上映会

日時:1027日(土)@1100 A1400 B1830 3回上映

会場:三木市文化会館小ホール

前売:大人1,000円 高校生以下800

詳細は以下のブログに書いています。

http://blog.livedoor.jp/miki9jonokai/archives/50725255.html

主催:みき九条の会準備会

 

 

 


映画人九条の会 お薦め映画紹介

 7月29日を投票日として、いま行われている参議院選挙に、安倍自民党は「マニフェスト」の公約の第一に、改憲を明記している。

 映画分野では、この5月、6月、政治的テーマ・特攻を描いた二つの映画が、公開上映された。一つは、石原慎太郎製作・総指揮・脚本の映画『俺は、君のためにこそ死にいく』、もう一つは、井筒和幸監督の『パッチギ!LOVE&PEACE』。前者は、死んでいった(殺されていった)特攻隊員に対して、「素晴らしか、美しか」と賞賛し、戦前・戦中への回帰を狙った作品。後者は、映画の中で、『太平洋のサムライ』という映画制作のストーリーを取り入れ、在日韓国人の若い女性が、特攻で死んでいく恋人に、「お国のために死んでください」というセリフは言えないと拒絶、かつ「戦中、徴兵から南の島に逃れ、生きのびた父を誇りに思う。その父が生きのびて、私が生まれ、生命がつながっています」という。石原映画とは対極にあるものだった。

 さらに、この7月、同じ「特攻」をテーマに、日系二世の森本リサさんが『TOKKO・特攻』(原題『Wings of Defeat(敗北の翼)』/ドキュメンタリー)を制作。この作品が7月21日(土)から、渋谷シネ・ラ・セットその他順次公開で、上映されている。

●生存している特攻隊員は語る──「生きたかったよ」「死にたくなかったよ」

 森本リサさんのこの映画制作の動機は、特攻について、前述の『君のためにこそ』のように、哀悼の意を捧げる考え方や、他方、“KAMIKAZE”といって狂信的な象徴のようにも言われるが、リサさんの神戸に住んでいた元特攻の叔父は、そういう風に見えなかった、として──。そこから、元特攻隊員の生存者や叔父を知る親族などへの取材の旅を、彼女は始める。

●生存者が突撃直前に想っていたことは、一体何だったか

 「ラジオを持っていましたから、アメリカが発表する特攻による死者の数と、日本軍が明らかにする死者の数の違いもわかっていました」「エンジンが故障し、(生きたかったから)相棒と話し合って『引き返そう、帰ろう』と引き返し、辛くも生還、戦後を生き抜いてきました」「一言で言えば、『生きたかったよ』『死にたくなかったよ』ということです」「本当に死にたくなかった。生きたかったんだよ」。

 エンジンが故障し、日本本土から75キロ南の黒島沖に不時着し、島民から芋をもらって生き延びた江名武彦氏は、今日、黒島の戦忌慰霊式に出席し、次のように語っている。「特攻について謙虚に語らなくてはならない」「国の対立の手段として戦争はしてはならない。人類の英智で解決しないと、この地球はもたない」。

●天皇と特攻について、踏み込んでいる

 天皇と特攻作戦とは、どういう関係にあったのか。興味深いところ。この作品は、そこに踏み込んでいる。1944年、レイテ海戦での大西瀧治郎中将が創始の特攻作戦を実行。ここの所をこの映画は、大西中将が「ここまでやれば、天皇が戦争をやめるのではないか」と考えていたことを紹介する。その中将の想いとはあべこべに、天皇の「特攻はよくやった」という言葉を、指導指揮官が隊員に伝達することをも紹介。これは、日本映画では、まったくといってよいほどに見られないし、聞かれないことだ。

そしてこの映画は、日米双方の貴重な記録フィルムとニュース映像を駆使して、アジア・太平洋戦争は、白人からのアジア人の解放でなく、「自存自衛」の侵略戦争であったこと。日本国内にあっては、明治以来の教育による好戦的洗脳、耐乏生活の強制などを描出。さらに、ジョン・ダワー(アメリカの代表的な日本近現代史研究者/『敗北を抱きしめて』の著者)や、日高恒太郎(元特攻隊員取材のジャーナリスト、『不時着』の著者)などのコメントで編集している。

 ジョン・ダワーは、国体護持・本土決戦に向けて、「特攻を国民のお手本」とし、「国民のモラルとした」と指摘する。

安倍政権は、日米同盟の価値観の共通認識を強調してきたし、しているが、米下院外交委員会で採択された「慰安婦」問題決議に見られるように、アメリカとの重要な問題での価値観の不一致が明るみになっている昨今。日系二世の女性映画作家がアプローチする、アジア・太平洋戦争観と、特攻の本質と実相に迫るこのドキュメンタリーは、見逃せないのではなかろうか。

                    「映画人九条の会メールNO.22」より


メルマガ編集部から
7月29日は参院選の投票日です。9条のために投票を!

この参院選は安倍首相らがその公約の筆頭に公然と改憲を掲げた極めて重要な選挙となっています。それだけに「九条の会」のアピールを支持して共同している私たち一人ひとりにとっても、絶対にゆるがせにできない選挙です。

この選挙で、9条を守ろうとする全ての人びとが大きく前進できますように、それぞれの立場から力を尽くし、頑張りましょう。(T)